元マフィアの私は安吾様の彼女です！

夢主ちゃんが風邪をひいた話　　　side夢主ちゃん ページ8

「さ、38度…か。」
起きたら頭が痛すぎて熱はかったら案余剰熱だった。私けっこう平熱低いからヤバいなぁ。

「昨日雨と雷の中子供が可哀想と言って走っていくからです。」

「はぁ。」と呆れる安吾様。

「だってさ、だってさ。震えてる女の子いたら助けなかった方が悪い人だもん。」

「まったく。本当に貴女らしい。ほら、何食べたいですか?」
　
「安吾様の作ったものならなんでもいい！」




安吾様が作ってくれたお粥を食べて薬もの、飲んだというよりは飲まされたと言うか…(その、口、渡しだったから…///)で後寝るだけなんだけどカタカタとキーボードを真剣に打つ(安吾様は仕事休んでくれんだ)後ろ姿を見つめるとどうしても眠れなくて…

「眠れないんですか?」

「ふぇ！」

急に振り返られてビックリした私。しかも急に蒲団に入ってきて…(急にが多いよ！)

「そんなに眠れないなら一緒に寝てもイイですけど？」

「ありがとう、安吾様！」

安吾様におもいっきり抱きついた。安吾様の鼓動が聞こえる。なんだか安心するなぁ。


そのまま私はいつの間にか眠りについていた。



Aが寝た後、安吾は

「本当に可愛いです。」

と呟き頬にキスを落としていた。



「あ、安吾様？」
私が起きると安吾様が隣で寝ていたのだった。寝顔、ちょっと可愛いんだよね。

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