悪女が二十二匹 ページ24
「おはよ、奈緒・・・と、飯島!?」
な、何故、二年教室に・・・?
「ふぇ・・・❤悟くぅん、愛っ❤飯島ちゃんこわぁい❤❤」
「悟っ、私っ、やっぱり・・・・っ!!」
悟君、モテモテですね。
つか、東條の胸当たって鼻の下伸ばしてるくね??
「飯島さぁ〜。アンタ、トランプとかカードゲーム苦手なのね?」
「うっ・・・私、武道一本で育ってきたんです!!」
何してんだよ。
場所と時を考えろ。
朝っぱらから二年教室でトランプすんな!!
「・・・負けました。」
「ま、私に勝てる人なんかいないのよ!!おっほっほっほ!」
何、アイツ。
一緒にいたくないな、友達だと思われたくない。
「・・・奈緒、飯島。何してんの?」
「あっ、佐藤先輩!!おはざーす!!」
「あ、うん。おはよ。で?何??」
「トランプしてたの!Aちゃん。」
は??
「朝っぱらから、二年教室で??」
「・・・すみません。行こっか、飯島。」
「え?あ、はい。」
逃げんなよ、この特級ヒロイン女。
「はぁ・・・。」
この学校は、なんでこうもキチガイしか居ないんだ??
「あ、飯島さん!!居たよ、七海!飯島さん!」
「何していましたか?」
「えっとぉ、佐伯先輩とトランプしてる!!」
「はぁ・・・彼女はいつもこう・・・怒られる私たちの事を少しは考えて欲しいものだ。」
七海君、眉間に皺より過ぎてるよ??
大丈夫???
「あ、ごめんね。今、バカから飯島切り離してくるから。」
「ありがとうございます!!えっと・・・えっと・・・あ・・・え・・・。」
名前・・・。
「佐藤ね。」
「佐藤先輩!!」
後輩に名前覚えられてないほど私影薄い??
あ、五条夏油硝子奈緒とか、クソぶりのインパクト強すぎたか??
残念ながら、東條と私のインパクトは同レベルである。
「おい、奈緒!!さっさと飯島、返せ!!後輩が困ってんだろ!!」
これ以上、七海君の皺が増えたらどうすんだ!!
という言葉は飲み込んでおこう。
「ほんとごめんね。皆、ポンコツだからさ。・・・じゃあね。」
「あ、いえ・・・。」
「は、はい!!」
「佐藤先輩って・・・あんな風に笑うんだね。」
「いつも、眉間に皺を寄せてるからな。」
「七海みたいに?」
「は??」
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茨姫 - すいません、菜緒って私の世界一の友達の名前なんですけど、変えてください、柚美とかでいいでしょ (5月10日 19時) (レス) @page2 id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
処刑人だ!! - 面白かったです。続きを楽しみに待ってますます。 (2022年4月3日 21時) (レス) @page27 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
彗 - 悪女多すぎ笑笑面白かったです! (2022年3月7日 20時) (レス) @page26 id: ffe65b6852 (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 私の友達の名前たくまなんやけどwww (2021年12月15日 17時) (レス) @page27 id: 36c134799c (このIDを非表示/違反報告)
羽 - wwwwwww(腹筋崩壊) (2021年8月28日 21時) (レス) id: 96477243b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:希乃夏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nonoka88884/
作成日時:2021年4月11日 15時