悪女が大量発生してるのでモブを極めたいと思います。【呪術廻戦】

悪女が十七匹 ページ19

「へぇ、そーなんですかぁ？ふーん、それは大変だ。まぁ、かく言う私も、京都校ではモブになり切れてなくてぇ、大変なんですぅ」


「ふーん。へぇ？それは、超大変だー。」


「そーなんですぅ、あ。先輩には愛されとか、無縁だからぁ分かりませんよねぇ？？？」


やっば、この後輩。生意気。


「つか、京都校ってコイツ何年生なの？」

「一年。」

「あ、五条先輩ですよね！！」


おっま、五条先輩には態度変えるのか？？？


「おう。」

「姉から聞いてます！！悪女とぶりっ子に狙われてて、その上頭悪い。強さと顔だけが取り柄のイケメンだって！！」

「は？ぶっ殺すぞ、クソガキ。」

うーん、

君、モブイン系じゃなくて・・・



毒舌系悪女か・・・。




「うん、悟。年下だから。それに、一年しか違わないんだから、ガキって言えないかな？・・・私は夏油傑。よろしくね。」

「んっ・・・ふっ、夏油先輩って・・・前髪ヤバいですね！！」

「ちっ。」


うん、やっぱ毒舌だ。

しかも超ムカつく。


「てか、奈緒。なんで、あんな事してたの？妹担いで。」

死体運んでるみたいだったよ、とは言わないでおく。

「あー妹。甘党だから、私宛で応募してたいちごジャム特大が当たったらしくて・・・取りに来た途中で転んでジャム被って、蝶に埋もれてたところを私が見つけた仕様です。」

うん、カオスすぎワロタ。

しかし、夏油は納得してないみたいで首を傾げた。

「じゃあ、シャベルと袋は？」

確かに、


「あれ？知らない？私、園芸が趣味なんだけど。」


え？そうなの！？






「おはよー・・・・って、何この状況。あ、奈子いるじゃん。久し振り。」

し、知り合い？

「あ、ダウナー系美女の硝子先輩。おひさです！！」


「で、何？この状況？」

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