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悪女が十三匹 ページ15

「げっ・・・・夏油。」

「話があるんだ。」

無言の夏油に多少違和感を感じる。

「な、何?」

「君は・・・・。」

君は?

「君は本当に、朱音を虐めていたのかい?」

・・・。


「さぁ、どうだろうね?」

「教えて欲しい、本当の事を。」

なんで疑われたんだろうね?東條サン?

「ふぅん、てか。どうして東條さんを疑ったの?」

「いや、なんというか・・・最近、朱音の視線が。藍原と似てる、と。それに、朱音。最近はずっと任務なんだ。君と言い合った日を境に。悟は信じてくれないけど・・・君は、何か知ってるのかい?」

視線に、任務・・・。


「ふっ、あっははは!よぉく死なないね?東條。アイツ、三級程度の実力しかないよ。」

「は?どういう事かい?」

「あぁ、東條が藍原に仕事押し付けられてんのは知ってるよね?」

こくんと頷く夏油。

「実はね、アイツ。実際は自分は任務に言ってなかったんだよ。」

「・・・はっ?」

滑稽な顔。つーか、これまで気付かなかったんだ。
どーせ、自分を基準に考えていたんだろ。
あー、これだから特級呪術師サマは。イヤだわぁ

「全部、私に押し付けてたんだよ。おかげで私は一日三人分の任務。辛いったらありゃしない。学生、なのにねー。」

ま、最近は超楽だけど!

「東條はな、全部。うわめっつらだけ良い子ちゃん演じてるんだよ。で、実際はただの性悪クソ悪女!!あのクソ女。ほんと、死ねばいいのにねー。」

ケラケラと響く私の乾いた笑い声。

「・・・すまない。本当に、申し訳ない。」

頭を下げる夏油。

「は?何、頭下げてんの?」

「今更・・・虫が良いと私自身も思う。けど、これまで。ずっと君を殺人者扱いして、朱音の行動も気づかないで。本当に馬鹿らしいと思う。許してくれ。」


許すって。


私をずっと殺人者扱いしてたんだぁ。





 




「はぁ・・・・許すわけねーだろ、バーカ。」

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茨姫 - すいません、菜緒って私の世界一の友達の名前なんですけど、変えてください、柚美とかでいいでしょ (5月10日 19時) (レス) @page2 id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
処刑人だ!! - 面白かったです。続きを楽しみに待ってますます。 (2022年4月3日 21時) (レス) @page27 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
- 悪女多すぎ笑笑面白かったです! (2022年3月7日 20時) (レス) @page26 id: ffe65b6852 (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 私の友達の名前たくまなんやけどwww (2021年12月15日 17時) (レス) @page27 id: 36c134799c (このIDを非表示/違反報告)
- wwwwwww(腹筋崩壊) (2021年8月28日 21時) (レス) id: 96477243b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希乃夏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nonoka88884/  
作成日時:2021年4月11日 15時

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