悪女が九匹 ページ11
「っ!!」
「ふっ、先輩。本当に準一級なんですかぁ?ダッサ。私に直ぐ負けるとか、クッソだっさいですね。」
草を大量発生させながら下衆顔を晒す飯島。
とんでもない般若顔で尻もち付く東條。
東條の顔草、鬼の形相ってあれを言うんだな。
「あ、ごめんなさーい。」
東條の口に竹刀を入れ楽しむ飯島。
流石にアカンだろ。
見てて清々しいけれども!!
「飯島、そこら辺で止めな。アンタが東條さんより強いってのは分かったから。」
「・・・。」
竹刀を東條の口から抜き、出ていく飯島。
「Aちゃん、格好良い!!」
「奈緒、体くねくねさせないで。キモい。」
「率直!!」
だって、キモいし。
◇◆◇
「うっ、ふざけないでぇ❤私はぁ、先輩なのよぉ!?」
今度は何!?
「はぁ!?先輩が弱そうで、強いか確かめるために、すこし悪戯しただけじゃないですかぁ」
「っ。なによぉ、ありえないじゃん❤だってぇ、顔いきなり殴るとかぁ、酷いぃ❤」
顔殴ったの!?
あと、こんな時でも❤忘れない藍原一周回って尊敬した!!
「飯島!?なんで、また!?」
「先輩がぁ、弱そうだったからですけど???」
確かに弱いけれども!!
「だとしても、いきなりはっ。」
「ほら、強い人はいきなりでも、受け止められるんですよ。」
私にいきなり殴りかかる飯島。ギリギリで拳止めたけど。
「あのね?そういうのは、ダメなんだよ?」
「はぁ?私より弱いのが悪いんですよ。」
あー!!お前、いつの時代に生きてんだよ!!
今の時代弱肉強食以外もあるんだよ!?
「やめてね。そういうの。」
「・・・・飯島。そんなに自分より弱い奴嫌い?」
横から奈緒が現れる。
「奈緒。」
「Aちゃん❤・・・飯島、答えろ。」
「はい、大っ嫌いです。」
「ふーん、で?」
「え・・・」
「で、どうすんの?」
「虐めます。」
幼稚園児かよ!!!!
「ふーん、で?」
「清々しいです。」
幼稚だな!!!!
誰がお前育てたんだよ!!
「そ。そんな人間のうちはお前は一級以上になれない。行こ、Aちゃん!」
私の手を引っ張り、歩いていく奈緒。
「飯島。頑張ってね。」
「・・・。」
DQN系悪女・・・・・
もう、問題起こさないでね???
てか、七海少年と灰原少年のメンタル強すぎワロタ。
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茨姫 - すいません、菜緒って私の世界一の友達の名前なんですけど、変えてください、柚美とかでいいでしょ (5月10日 19時) (レス) @page2 id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
処刑人だ!! - 面白かったです。続きを楽しみに待ってますます。 (2022年4月3日 21時) (レス) @page27 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
彗 - 悪女多すぎ笑笑面白かったです! (2022年3月7日 20時) (レス) @page26 id: ffe65b6852 (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 私の友達の名前たくまなんやけどwww (2021年12月15日 17時) (レス) @page27 id: 36c134799c (このIDを非表示/違反報告)
羽 - wwwwwww(腹筋崩壊) (2021年8月28日 21時) (レス) id: 96477243b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:希乃夏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nonoka88884/
作成日時:2021年4月11日 15時