第三百六十四訓 ページ11
『っ、』
私の手を拘束していた、銀時君の腕の力が緩んだ瞬間を見計らって手を振り払った。
『無理、銀時くッ、離れ…』
銀時「そんなんで…辞めるとか思ってんのか…?逆に興奮すんだけど……ッ」
そうだった銀時君ドSだった!!!!
『だって、ウイルスのせいなんだしっ、』
銀魂「ウイルスのせいでもよォ……好きで好きでしょうがねーんだから…仕方、ねーだろ?」
『ッ、!』
ストレートな告白に顔が火照り、恥ずかしいという思いで力が一瞬抜ける。
が、何とか銀時君の胸板をグイッと押した。
だってこのままだと食われる予感しか無いし。
『だっ、駄目っ』
銀時「駄目じゃねェ……」
『んひゃぅっ!?』
銀時君は自分の足を私の足の間に割り込ませ…くっ、と押してきた。甲高い声が口から漏れる。
そのままぐりぐりと押し付けてくる。
壁に押し付けられている時とは違い、床に倒されている状態なので布がすりすりと余計に肌にこすれた。
『んぁ…あ…っ!』
体が更にびくんびくんと反応する。
そして目に涙が溜まり、視界がぼやけた。
『やぁっ………!』
銀時「は……かわい。なぁ…このまま…シたい」
『や…待っ……うひゃっ!?』
否定の言葉を紡ごうとすると敏感な所にぐりっ、と足を押しつけられる。ぞくぞくっと体中に甘い痺れがはしって下腹部がきゅうんっと跳ねて。
………しかも、衣服をはだけさせられた。
あぁ、だめ。抱かれる。
そう思ったその瞬間。
_____ドゴォッッ!!!!!
『!?』
銀時君が吹っ飛んだ。
……………………え???
ー
1110人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時