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第三百五十九訓 ページ6

足の間にある足を何とか下に追いやろうとするが弱々しい力で敵う筈も無く。






『や、待っ……』



沖田「はッ…すまねぇが此方も我慢の限界だ…」






至近距離だからか耳にかかる総悟の荒い吐息。


ヤバイと思った瞬間。


足が一気にぐっ、と押し付けられた。






『んんぁぁ……っ!』






体がビクンッ、と震える。それでも飽き足らず、ぐりぐりと更に押し付けられた。






『や、やだっ……それやめっ、』



沖田「はぁっ、えっろ…、A…ンな顔も出来たんですねィ……」






涙が頬と瞳を濡らし、体が火照る。襟がはだけて肌に外気が当たり、冷たいのに熱い。






『っは…おねが……そう、ご…っ』



沖田「俺もこんな形で抱きたかねェが…っは、我慢、効かね…」



『んっ、』






噛みつく様に口付けされた。
舌を突っ込まれて唾液を絡ませられる。






『ふぅ…っ、』



沖田「ん…んっ、んぁ……ッ」






すると、急に唇を離された。
ちゅっという音がなり銀色の糸が唇と唇を繋ぐ。






『ぷはぁっ…はぁ、はぁっ』



沖田「はぁ……っ」






どうしよう、このまま私は総悟に抱かれてしまうのか?

いや、原因すら分からないし何より私はまだ未成年だし年下に抱かれるのとか恥ずかしいし!!






『っそ、総悟!!い、今もし……我慢、してくれたら…』






これで駄目だったら……実力行使で何とかなるか、抱かれるか。一か八か。






『我慢、してくれたら…戻った時何でも言う事を聞く!!その……抱く、以外なら……』






ギュッ、と目を瞑りながら言った。
どうなるか分からない。頭突きで何とかなるか…






沖田「へェ……」






手の力が緩む。






沖田「は……言質、取りやしたから…」



『!』






どうやら離してくれる様だ。





(良かった……、)





沖田「……早く行けィ、さっさとしてくれねーと抑えらんねェ」



『ッ、うん、』






総悟の腕を抜けて走り出した。





(とりあえず今は屯所にはいられない…ッ……一旦外に出よう)





いやホント何が原因なんだよこれ!?










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設定タグ:銀魂 , 逆ハー , 激甘   
作品ジャンル:アニメ
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きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時

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