【銀魂】空から女の子が降ってきました。10

第三百六十九訓 ページ28

『嫌だァァァァ！！！！』



沖田「嫌だじゃねェですよ。約束したでしょー？ホラホラ約束は守らないとねィ？」






ごめん急に皆。比較的平和だったバレンタインの前話といきなり落差やばいなとか思った？？思ったよね私もそうだもん。



現在の状況はというと、嫌だと叫んで逃げようとする私と、その首根っこを掴んで止める総悟。端から見れば地獄絵図。



こうなった事の発端と言えば＿＿＿＿＿数分前。






ウイルスやらバレンタインやら色々あったが何とか終わり、乗りきった。うん。



なんだけど……………








私は重大な事を忘れていたんだよ！！！！








まァ、察している人も多いだろうけども。




“何でも言う事を聞く”




そう……総悟との約束である。いや抱く以外ならー、とか言ったけど恥ずかしい事には変わりないじゃん？

だから覚えてないフリしてたんだよ…あわよくば総悟も忘れてないかなって思ったんだけど。






「約束覚えてますかィ？」






先程の総悟の発言によってその思いは見ッッ事にぶち壊された。そう、ものの見事にね。


…………まあつまりだ。要約するとだね、






総悟に約束守れと迫られている！！！






沖田「内容も言ってねェのに何でそんな嫌がるんですかィ失礼な」






は！？失礼、ってどの口が！？嫌がる理由なんてそんなの決まっているだろう！！！






『だってドSな君の事だからそーゆー系の…！っは、恥ずかしいの頼んでくるんだろ！！どうせ！私はもう分かってるんだ、！！』






キ…キスとか、いやハグなら良い方だけど色々…あーくそもう私感覚麻痺してってない！？







沖田「へェ……そーゆー系、って？」



『！？は、そ、りゃァ……』



沖田「ん？」






やべぇ確信犯いる！確信犯いるって！くそぅ、分かってて言ってるだろ！！！！

顔が段々と赤くなって涙目になった。そんな顔を見せたくなくて、フイッと顔を逸らす。






『そりゃァ……その…えっちな、やつ…』






すると、急に総悟が静かになった。



………え何々、怖いんだけど、






沖田「………っ、」



『？ぁの、総悟……？』



沖田「はァ…煽ってる本人がよく言いますねィ」



『？！？！』






は、いや待って、煽ってなくない！？いつ！？どこで！？何で！！？どのタイミングで！？






『っ、も、もうそういうの良いから！！私は今からお風呂入んの！！だから手早く済ませ＿＿＿＿＿』



沖田「へぇ、なら丁度良いや。んじゃ一緒に風呂入りやしょうか」










……………ん？？？












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