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Zwei ページ2

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「 も、もう大丈夫です 」
「 了承しました。それと司様、そろそろお食事のお時間でございます 」
「 わかりました 」


今日はいつもより一層落ち着きがないような気がしてたまらない。
もしかして体調が悪い?
そういう風には見えなかったけど。


「 それでは失礼します、居間でお待ちしております 」


司様のお部屋を出て居間へ行く。
するとメイド長と他のメイドさんがいた。


「 Aちゃん、お疲れ様。今日は遅かったね 」
「 おはようございます。少々手間取ってしまって… 」


珍しい、とメイド長が言った。
私もそう思いました。


「 司様が朝からなかなか起きなくて… 」
「 そう…。でもAちゃん十年近くお世話してるのに、まだ恋愛沙汰にはならないの? 」


メイド長は私の恋愛を密かに応援してくださっている。
先程告げたように、司様とは十年ほどの付き合いがある。
そして私が司様に惚れて数年経ったある日、メイド長にバレた。
惚れたきっかけはまだ話せていない。
バレた時反対されると思いきや、


「 他の女の子よりAちゃんがいい! 」


といって賛成してくれていた。
恐らく付き合いが長いからそういって下さっているのだろうと思っている。


「 さぁさぁAちゃん?今日も諦めずに頑張りましょうね!お姉さんも応援するから! 」


やっぱりメイド長がいい人だなぁとつくづく思う。
こうして話をしていると司様が来たのでそのまま皆で朝食を済ませた。

Drei→←Eins



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作者名:のあ | 作成日時:2017年8月4日 7時

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