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願い22 ページ23
『ふぅ……今日の任務終わりっと』
あれから数日。
結局あの話は適当に流れていった。
ただ、ボクと棘の距離が少し遠くなった気がする。
お互いなんとなく気まずくて。
ボクはと言うと、棘の言いたいことを上手く汲み取れなくなってしまったのだ。
それから二人の距離は開く一方。
どうにかして仲直りしないと……。
やっぱりボクの隣に棘がいないなんて嫌だ。耐えられない。
『ただいまー』
「先輩、おかえりなさい」
『あれ、恵だけ?他のみんなは?』
「任務ですよ。…狗巻先輩は五条先生と特訓です」
『やっぱりボクのせいかな?』
「あれはパンダ先輩や釘崎が悪いと思いますけど。あと五条先生」
『そうだといいけど…』
「大丈夫ですよ。それでも申し訳ないと思うなら仲直りしてください。二人とも苦しそうですし」
『…うん、そうする。でもどうしたらいいのか分かんないの』
「ゆっくり話せるタイミング探しましょう」
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作者名:ノンノン | 作成日時:2018年12月31日 20時