【注意!】バレンタイン番外編: とろけそうなほど甘い。拾壱 ページ20
・＊・＊・
「……。」
『…っど、どうでしょう…か。』
私の作ったちょこれーとを黙って食べる紅丸さんに恐る恐る私は聞いてみる…。
「…悪くねェ。」
『…！！本当ですか！』
言い方はこんな感じだが、食べてるちょこを口の中に入れたら、もう次に食べるちょこを箱から取り出して、ちょこを必死に食べている。
『良かったぁ〜！喜んでもらえて…！！』
甘いものに日頃飛びつかない紅丸さんが、甘いちょこに飛びついてる…！しかも私が作ったちょこに…！！
私は気分上々で、さっき私が倒れた衝撃で散らばってしまった書類を一枚一枚まとめ重ねあげていた。
その時だった。
『…よし。これでいいかな。………っんぅ！？///』
突然、私の腰に長い腕が絡みついてきたのだ。
『っ紅丸さん…？どうしたん、ですか？』
背後をゆっくり見てみると、紅丸さんがさっきのような状態で私の腰に抱きついていた。
『…紅丸さん、どうしたんですか？
今日はやけに甘えたさんですね。
…いいですよっ ばれんたいんも近いですし、存分に甘やかしてあげます！』
ふふんっと鼻を鳴らすと、私の腰に抱きついてる紅丸さんがふっと笑った。
「ほう…。そりゃあいいな。だったら…」
_________ 存分に可愛がってやるよ。__________
そう言った後に、腰から一旦離れ、またさっきのような押し倒された状態になった…。
『…っえ…？あの…、紅丸さっ…
んんっ？！///』
紅丸さんの顔が急に近づき、そのまま唇を塞がれた。
『っん、ふ……、んぅ…！んんっっっ…！！////』
急な口付けをされ、息が出来ずに苦しくて紅丸さんの胸板を何度も叩くが、そんなの無視するかのように私への口付けをやめない。
『っ……っぷはっ…！…はぁっ……はぁっ…！/////』
やっと口が離され、はぁはぁと肩で息を吸う私を見て、紅丸さんは口を弧をえがいた…。
『ぃっ、きなり…何するんですか…！////;;』
「お前が言ったんだろ。“存分に甘やかしてあげます。”ってなァ…」
口元を手の甲で抑えながら涙目で紅丸さんを睨むと、紅丸さんは餌を狙う獣のような目付きで、じっとりといやらしく、舐め回すように肩で息をしてる私を見つめた…。
「大体、あげるっつった甘いもんの中に、
“惚れ薬”なんざ仕込むやつの言うことなんか全部…、
「“襲ってくださいお願いします。”」
って言ってるようなもんだろ…？」
そう言ってにやりと笑う姿は、とても妖艶で一匹の獣のようだった…。
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
