バレンタイン番外編:とろけそうなほど甘い。捌 ページ17
・＊・＊・
「う、うるせェ…！いや…だって仕方ねぇだろ！？
あいつ、皇国の方の道を俺達と街中歩いてるだけですれ違う奴らに見られてんだぞ！！何かあったら…！」
はっとなり、俺は咄嗟に本音駄々漏れの口を手で塞いだ。
「はぁ……、それを本人の前で言えたらいいのになぁ…。」
「うるせェっ余計なお世話だ！」
くっそ…どうしても柄にもなく焦っちまう…
「(顔が熱ｨ…////;;)」
「…ほんと、紅もAも、まだまだだな…。」
_________________……。
日が沈み、辺りが夜の色に染まっていく頃…
私は駅から全力疾走していた。←
『はぁっはぁっ…！どうしよう！予定より凄い遅くなっちゃった…！！;;』
もう！何で今日っていう日に電車が遅延してるの…！
これじゃあ紅丸さんに吊るされこーすっていうか明日の私の腰が…！！(汗汗)←
あれから、ちょこを紅丸さんや紺炉さん、屯所の皆んなに渡すために小箱にちょこを詰め、茉希ちゃん達と作業していたらいつの間にかこんな時間に…！！;;
浅草の目印の「雷門」と書かれた大きい提灯の下を通り、屯所まで急いで走った。
「「「ｶﾞﾗｯ」」」
『っっはぁはぁっ…！すみませんっ！！皐月河A、ただいま帰りま………ぅひゃぁあっ！！？;;』
急いで屯所の引き戸を開け、七と書かれた暖簾をぴらりと捲って入ると、何処からともなく身体に重かいものが飛んできて、私の身体に巻きついた。
！？！？！？！
な、なになに！？何事ですっ？！？！;;
飛んできた衝撃で尻もちをついてしまい、お尻の方に
痛みを感じながら目を開けると…、
『っぅ〜〜〜…！！！っな、なんなんで…』
私の背中に手を回し、強くぎゅーっと抱きしめる紅丸さんの姿が…。
『………え、っと…？これは一体……、？？？;;』
「っはぁ…やっぱりここか…。」
紺炉さんが廊下をスタスタと苦い顔をしながら出てきたと思ったら、後ろからドタバタ走ってくる音が…
「「Aぉおお！！！」」
『えっちょっ待っ…！！？;;』
「ヒカヒナと遊ばないでどこいってやがったぁ！！」
「許さねぇぞてめぇこらぁ！！！」
『ちょっ、待って待って！今色々と忙しすぎる状況で何にも出来ないから待ってヒカちゃんヒナちゃん！！;;』
帰って早々、私は困惑気味に今の状況を受け止め、
紺炉さんに助けを求める…。
『あの〜、紺炉さん…。これはいっt』
「「「ガッッ」」」
すると、急に紅丸さんが私の肩をがっと掴み、顔と顔を向き合わされた…。
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
