新門紅丸生誕祭番外編！:「騒がしい夜…。」弐 ページ24
・＊・＊・
『……はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ………！！
はぁぁぁぁぁぁぁあっっっっ…！！！！！;;』
あっっっっっっっっぶなかったっっ…！！！！
もう少しで、前から計画してた「紅丸さんお誕生日
さぷらいず計画」がバレるところだった…！！！;;
(実際ほとんど勘づかれてる(((
『っはぁぁ…つい勢いで逃げてきちゃったけど、後で
怒られたりとかしないかな…;;』
私は籠を片手に持ちながら、ついつい紅丸さんから
逃げてしまったことを後悔する…。
『…後を気にしてても仕方ないか…。
っよし！早くお茶屋さんのおばさんに頼んでたもの、取りに行かなきゃ！！』
私は、結構前から“頼んでいたもの”を取りに足早にお茶屋さんへと足を進めた。
_______________…。
「「「「「紅ちゃん/大隊長！！」」」」」
「「「「「誕生日！おめでとう〜！！！」」」」」
声が広間に一気に響き渡ると、次々と色んな人がお酒をぐびぐび飲み干す…。
いつも騒がしい夜だが、今日は一段と騒がしい夜だ。
襖を開け広がるのは、机に広がる色とりどりの宴会料理と酒瓶の山。
ざわざわと屯所の人達が話す声が台所まで聞こえる。
「紅ちゃん誕生日おめっとさん！！」
「いやー、また一つ大人の階段登っちまったかー。」
「今日はどんどん飲めよー！！」
「おう！」
『……。;;』
にこにこと笑いながら、片手で猪口で飲む姿は本人と似ても似つかない…。
本当は私は裏でもう無くなっちゃった料理の寿司桶とか、空の酒瓶とかを引っ込めたりとか、その料理とお酒の補充を持っていくことになっているのですが…
結構前にあった宴会で、今回同様、お酒を普通に飲んでいたのですが…。
紅丸さんが何を考えたのか、「呑んだ気がしねェ」と言って酒瓶ごとぐっと飲んでいたことがあり、そこから私と紺炉さんのお叱りストップがかかったんです…
…で、それを今回の宴会でまたやらかさないか私が
見張っているのです。
目を離した隙に一気飲みしてる時とか、しょっちゅう
ありますからね…全く油断も隙もない…！(汗)
『(…やっぱり、頼んでおいたやつよりお酒の方が
いいのかな…。)』
お酒の酒瓶を会釈出来るように両手で持っていると、
呼び出しがかかった。
「おーいAちゃーん！」
『…！あ、はい！』
「お酒、注いでくれや！」
『あ！は、はいっ！;;』
「あっAちゃーん！こっちもいいかい？」
『分かりましたー！！;;』
紅丸さんの様子を横目でちらりと見た後、私は呼び出されたおじさん達の方へ動いた。
新門紅丸生誕祭番外編！:「もやもやした黒い欲。」参→←新門紅丸生誕祭番外編！:「夢主ちゃんは誤魔化したい。」壱
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いあ。(プロフ) - 夢主のラッキースケベられ発動(紅丸相手の時だけ)が見たいです！で、治った時に紅丸が今まで我慢したんだから……的なのが……(趣味丸出しですw)これからも頑張ってください！Twitterフォローしました！ (2020年2月27日 1時) (
レス) id: 66609dd94a (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リクエストってしていいんでしょうか？ (2020年2月22日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年2月19日 8時
