第十四話.廿樂秋鹿【十二日月/如月】 ページ13
やっほー!
皆のアイドル(大嘘)、廿樂秋鹿ちゃんだよ!
今ねー、那田蜘蛛山にいるの!
累君のおねーちゃんに会いに来たんだけど、
鬼殺隊その他が来てるらしいんだよね…
ひえ、殺されたくないよぅ…(棒)
三つの隊の最高階級の人たちがいっぱい来てるみたいだから、殺されちゃう可能性もあるんだけどねー。
どんな殺されかたが一番いいかな?(え)
ふつーに頚を斬られるのもいーんだけど、苦しみ抜いてから…ってのも、乙なんだよねー!
人ってのはね、絶望の沼にはまったときの顔が一番美しいんだよ!
あ、今はね、いっぱい人をざんさつしてるの!
恐怖に満ちた顔も中々綺麗なんだよね!
―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ω―ωうーん…眠いなぁ…
瞼を擦りながら、那田蜘蛛山のなかをうろつく。
暫くうろうろしていたら、あるものを見つけた。
「これ…累のおかーさんの…!」
累のお母さんの着物が、岩の上に落ちていた。
目が一瞬で覚めた。
確かに、気配が消えたなとは思っていたけど…まさか累のおかーさんだとは思わなかった…
累母との思い出がフラッシュバックする。
走馬灯のように、頭のなかを駆け巡っていく。
累母の
一緒に隊士を喰らいに行ったり。
"家族ごっこ"を辞めたいと言う愚痴を聞きながら、慰めてあげたり。
私の愚痴も聞いてもらったり。
色んな事を沢山してきた分、ショックは大きい。
それと同時に、おかーさんをコロした隊士への復讐心と憎悪が心の奥から溢れ出る。
…だけど。
「もう、"家族ごっこ"を終わらせたい。」
と言っていた累のおかーさんは、苦しまずに逝けたのなら。
"家族ごっこ"を終えられたのならば。
隊士達を許せるかもしれない。
靄霞ちゃんばんばん使ってください!
シリアスぅ…
第十四話.尼伊月【十二日月/味噌田楽】→←第十二話.小鳥遊うずら【日光隊/めんま】
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如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】修正終了しました。次の方どうぞ。 (2021年8月13日 22時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】お話をそのままコピーしたのでルビがおかしくなっているので、集成させていただきます (2021年8月13日 21時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
味噌田楽(プロフ) - すみません、リレー小説を書きたいと思うので、パスワードを教えてくださると幸いです。 (2021年8月13日 19時) (レス) id: 9f9b8eea81 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶* - 【日光隊\雫日 桜庭薫\こうしんしました】 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅 零(プロフ) - 極楽蝶*さん» 素早いご対応ありがとうございます。では、改めましてこれからよろしくお願いします。 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 2214ae1c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魑魅 零 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/SudamaRei21/
作成日時:2021年7月10日 17時