検索窓
今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:1,705 hit

第一話.尼伊月【十二日月/味噌田楽】 ページ1

「わぁ、此処かぁ。」

ああ、自己紹介まだだったな。
はじめまして、私は尼伊月。鬼だよ。
初っ端から敵視点でごめんね。

んで、今いるところは下弦の…えーと、いと?って子、だった気がする。
うん、そうだ、いとくん。間違えてる?うるさいよ、此処では私がルールだ。

「情報によるとき、あー、鬼滅組?の襲撃って今日だったよね。」

くるくると自慢の黒髪を弄びながら、山へと入っていった。


「うわっ、蜘蛛やべぇ。」

いざ山へ入ってみると蜘蛛と蜘蛛の巣だらけ。
ちょっとは掃除しなさいよ。

「えー、いとくん、こんなところに住んでるの?体に悪いよー?」

あー、でも、鬼だし関係ないか。
体がどうのこうの言う前に食糧を調達しないとだもんな。
そのための蜘蛛の巣だろう。
私もなんか可愛い子拝借してこっかなー

なんて、盗みを働こうと思案し、油断していたのだ。

「…!!」

辺りに、甲高い金属と金属のぶつかる音が響いた。
それは、尼伊月の、咄嗟に腕で首を庇い、飛んできた刀を受け止めた音だった。
普通腕で庇ったら腕が飛ぶのではないかと思うだろう。
しかし、彼女は腐っても十二日月。十二鬼月を上回る鬼達の一員だ。
因みに上から3番目に強い。
十二鬼月で言うと上弦の参。
これはつよい。
とてもつよい。
一般隊士が勝てる訳がない。

「…そう言う事なの、分かった〜?」

「は、はぁ?お前なんも言ってなかっただろ?」

「…そっか。」

「なんだこいつ。」

変人を見る目で見てきた失礼な雑魚は上司の圧力で押し潰し、「草でも食ってろ」と決め台詞を残して去っていった。
私カッコいい!!

第二話.尼伊月【十二日月/味噌田楽】→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:日光隊 , 月光隊 , 十二日月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】修正終了しました。次の方どうぞ。 (2021年8月13日 22時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】お話をそのままコピーしたのでルビがおかしくなっているので、集成させていただきます (2021年8月13日 21時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
味噌田楽(プロフ) - すみません、リレー小説を書きたいと思うので、パスワードを教えてくださると幸いです。 (2021年8月13日 19時) (レス) id: 9f9b8eea81 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶* - 【日光隊\雫日 桜庭薫\こうしんしました】 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅 零(プロフ) - 極楽蝶*さん» 素早いご対応ありがとうございます。では、改めましてこれからよろしくお願いします。 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 2214ae1c32 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:魑魅 零 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/SudamaRei21/  
作成日時:2021年7月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。