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JACKのとある一日 ページ46

任務の帰り、車中で繰り広げられる会話。

「で?
何で運転しねーんだよ?
帰りはお前が運転するって話だったろ?
どうして俺が運転してんだよ?」

ACEがJACKに聞く。

「え?
だって、俺返り討ちに合ったから。
ほらぁ、見て?」

相手のナイフが頬に掠った跡を見せる。

「他にも、ほらぁ。」

そう言って、銃弾が服を掠った跡を見せてくる。

「ね?
これも見て?」

最終的には、壊れたスコープを見せる始末だ。

「お前、段々自慢気に見せてきてるぞ。
というか、頬に掠ってるやつ以外怪我してないだろ。」

「え?
返り討ちに合った証拠を見せてるんだよ?
怪我したから運転出来ないんじゃなくて、返り討ちに合った分、働いて疲れた、、、」

「もう分かった。
お前は一生運転しなくていい。」

JACKの言葉を、最後まで聞かずに遮った。

「一生運転しない事はないよ?
俺だって、運転したいなー。
って時くらいあるよ?」

「、、、。」

「え?
聞いてるー?」

無視され続けても、いつまでも言い訳するJACKだった。

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作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時

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