35.あっという間 ページ35
「ただいま〜」
歩きすぎて疲れたふらふらの足で玄関にあがり、靴を脱ぎ捨てる。
そのまま自室まで階段を上がって、ベッドに倒れこんだ。
「もう動けない…」
いっそこのまま寝てしまおうかとも思ったのだが、察したようにお母さんが入ってきて「着替えなさいよ」と脅されたので渋々立ち上がる。
さっさと着替えて布団に潜った。
「それで?結局昨日どうだったの」
「最高でした」
梨樺がそう言うと思った、と頷く。
「私だって眼鏡さんとか白服さんとかに勉強教えてもらったら瞬く間に成績上位に食い込むよ」
その気合い今出そうか、と突っ込んだ。
そういえばこの人踊り手厨だったね忘れてた。
その後チャイムがなって、珍しく参河ちゃんがSHRギリギリに教室に着いた。
彼女いわく「昨日天体観測してたら深夜二時半になってて寝坊した」そう。
参河ちゃんなんだかんだ言って天文学部部長だったなぁ、とぼーっと考える。
それからはあっという間に日常が過ぎ去っていった。
歌詞太郎さんが毎回大物を連れてくるわ(例:イケメン過ぎたそらるさんやへんt…あ、un:cさん)お母様にプレッシャーかけられるはりぶさんに内心発狂するわ((
最後可笑しい?そんなわけ無いでしょ!(すっとぼけ)
そして、今日。
昨日りぶさんに英語のお墨付きを頂いた今、向かう所敵無しって訳です!
─────運命のテスト当日が、やってきた。
「かっこつけたかったんだねうんうん分かる」
「黙らっしゃい爽快野郎」
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月見だんご(プロフ) - 村人Aさん» それも多少は含んでますけど主にぶりっこイメージです!w (2018年7月14日 7時) (レス) id: f56c0db37a (このIDを非表示/違反報告)
村人A - 好きなのを選んでねっ♪ってもしかして・・・幸福安心委員会? (2018年7月14日 6時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見だんご x他1人 | 作成日時:2017年10月18日 21時