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デ「よぉ、Aー...」
ヒ「...」
貴方「あ、ヒイロ、デュオ」
ここは学園の屋上。
確かここにリリーナさんも来るはずだ。
貴方「私眠いから寝てるわ...おやすみぃ」
デ「じゃ、俺も来るまで一眠りするか」
ヒ「...勝手にしていろ」
_____________________
コツン...
コツン... コツン...
ぎいいいいいいいっ
貴方、デ「「!」」
貴方「リリーナさんだ。本当に来るとは思わなかった...」
リリーナはその強い眼差しをヒイロに向け話始めた。
リ「あなたのガンダムが私の父を殺 しました」
ヒ「...」
リ「殺すのは父ではなく、私だったのではなくて?」
ヒ「そうだ...」
リ「では今すぐ私を殺しなさい」
...話している内容が結構重い。
もしかして、あの時にリリーナさんのお父さんは巻き込まれてしまったのだろうか。
ヒ「その前に父親の仇を討ちたいとは思わないのか?」
リ「え?」
ヒ「あれは俺の完全なミスだった...その清算をしてほしい」
貴方「はぁ...全くどっちもどっち」
デ「やれやれ、二人して死にたがってんのかよ!」
タンッ!
デ「ほんと似た者同士だな。お前ら」
さっきまで寝ていた屋根から降り、デュオは投げて、私はリリーナさんに手で渡した。それは。
貴方「リリーナさん。使ってください。」
ずっしり重みがあり、人を殺 めることができる
【拳銃】
リ「!?」
デ「ちゃーんと狙えよ。心臓か脳天、一発で撃ち抜け」
ヒイロはリリーナへ銃口を向け、ぶれることはない
デ「でもな...粗末にしていい命なんてひとつもねぇんだぜ!そのどーしよぉもねえ馬鹿を治してぇってんならもっと別の方法を考えつけよ!」
貴方「言っても無駄だって...」
リリーナは一粒涙をこぼし目をぎゅっとつぶった。
ヒイロは引き金を勢いよく引いた。
カキン
乾いた音が響く
ヒイロはリリーナに近づき涙をぬぐう
そして一言ボソッと呟くとそのまま私たちの方へ来た。
ヒ「軽すぎる、まるでお前たちのような銃だ...」
そういい、デュオに銃を投げ渡す。
デ「抜いてたのバレてたか」
貴方「あはは...って、何で空っぽって言われなきゃいけないのよ!?」
ヒ「デュオ、A、任務に就くぞ」
後ろを向きながらヒイロは言う。
...名前、覚えたんだ
ヒ「俺は空だ...お前たちは陸を行け」
貴方「了解」 デ「オーケー」
そう言いながら、学園を後にした...
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マロン - 凄い続きが気になる! (2023年4月15日 0時) (レス) @page16 id: a59db0956f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PRIN | 作成日時:2018年1月4日 18時