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この日全ての授業が終わり、放課後になった。
ｶﾞﾗｯ
A「衣更くん！！？」
真緒「わりぃな心配かけて。でも、もう元気になったから…｣
急に教室のドアが開いたかと思えば、そこには保健室で休んでいたはずの衣更くんが立っていた。
A「いや、元気とか無理があるって」
真緒「まだ仕事が残ってるんだよ…｣
帰ってきたかと思えば、また仕事やらをしに行こうとする衣更くん。やめとけって。明らかにまだ顔色悪いしふらついてるし。
本人はそれに気づいているのか気づいていないのか。…まあ、どっちにしろ止めることに変わりはないんだけど。
凛月「ねぇ、ま〜くん。｣
真緒「どうした凛月？｣
凛月「俺と生徒会の仕事、どっちが大事なの？｣
真緒「は？｣
A「は？」
突然の爆弾発言。ぶっ飛んでやがる。
今、心配するとかそういう流れじゃなかった？
なのになんだ、そのリア充みたいな発言。
えっ、待って、俺がおかしいの？？
真緒「ったく、急にどうしたんだ〜？｣
凛月「どっちなの。｣
真緒「凛月も大事だけど、生徒会の仕事も大事だしな〜｣
凛月「そっか。俺を選んでくれないんだ…ま〜くんの浮気者…！！｣
いつまで続くんだこの茶番みたいなやり取り。
完全に俺空気すぎて、どうしたらいいかわからん。
けどこの会話に巻き込まれるのはごめんなので黙っておく。
凛月「だったらいいよ、俺もま〜くんから卒業するから。｣
真緒「り、りっちゃん…？｣
たった今、凛月くんから信じられない発言が出ました。
幼馴染LOVEな彼が。信じられません。
そして次に彼がかまえたのは手刀のポーズ。
…うわあ、嫌な予感。
凛月「おやすみ、ま〜くん♪｣
ﾄﾞｽｯ
見事に凛月くんの手刀が鈍い音を立てて衣更くんにクリティカルヒットし、当然ながら衣更くんはまたもや倒れた。
凛月「だいじょーぶ、だいじょーぶ。跡はついてないし、そんなに強くやってないから。｣
嵐「さっきからずっと見守ってたけれど、さすがにちょっとやりすぎよォ、凛月ちゃん。｣
みか「強くやってないは嘘やで凛月くん…｣
凛月「何言ってるの、みかりん。俺が大事な幼馴染の体に傷をつけるわけないでしょぉ？そ・れ・に〜、俺、ま〜くんのことは全部知ってるし…♪｣
凛月くんは超ニッコニコでそう言ってるけど、俺には狂気しか感じられない。幼馴染くそ怖い。
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ねーむ(プロフ) - 結さん» ありがとうございます！ (2021年8月9日 1時) (
レス) id: 4cddb094d7 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 更新待ってます！頑張って下さい！ (2021年8月6日 20時) (レス) id: de81aa094a (このIDを非表示/違反報告)
ねーむ(プロフ) - Ryuanoさん» 更新頻度低くてすみません…！頑張って更新しますのでしばしお待ちください！！ (2021年8月4日 20時) (レス) id: 4cddb094d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねこ(プロフ) - いおりさん» わあああ、いおりさん、ありがとうございます！！めちゃめちゃ嬉しいです！！なるべく早く更新できるよう頑張っていくので、これからもよろしくお願いします！！ (2020年9月4日 16時) (レス) id: ab2f19c22b (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 続編も続きが欲しくなるはいり！これからも更新、頑張ってください！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 8bb283158d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねーむ | 作成日時：2020年9月3日 17時
