青×黄集 [stxxx] (ページ3)

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体の大きさも精神年齢も、亡くなったあのときから変わっていない
僕だけ低くなった声、すっかり抜かした身長、失くしてしまった無邪気さ、僕ばかり大人に近づいて、るぅとくんから遠ざかっていく

けれど、僕は僕でるぅとくんはるぅとくん、僕たちは僕たちだから
数少ない、変わらないもの
ここから見える夕日も、ひまわりもそう

今年が、これまでで一番忙しい
毎年言っている気がするけれど全て本当
るぅとくんだって大切だけれど、めんばーとりすなーさんも大切
本当なら今日のこの時間だってお仕事だったんだけど、終わらせられるものは3倍速で終わらせて家とかでもできるやつは持って帰ってきた
無理をしていないと、体調は万全と言えば嘘になる
でも、そこまでしてでも来たかった場所

「……ごめんね。でも、るぅとくんがここにいてくれれば、来年も再来年も来るから。それまで、待っててくれる？」

「……うん、…だって、ころちゃんに会うためだもん」

「…ありがとう。…るぅとくん、」

頭を撫でてやりたい。
力いっぱい抱きしててやりたい。

けれど、僕が触れることはできない
だから、表情で、言葉で、伝える

「、なぁに？」

「大好き、だよ。るぅちゃん」

「っへへ……僕も、大好きっ、！」