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『……ユウ君、いますか〜』
ユウ「先生来たみたい。
はーい!」
仕事を終えた私は、自室に戻る……ではなく
オンボロ寮に来ていた
何故かと言うと
ユウ「先生、来てくれてありがとうございます!」
エース「いやー、ほんと助かります」
デュース「わざわざ、すみません」
彼らに呼ばれたからである
断れば良い話なんだろうけど
あんな期待の眼差しで見られては断りにくい
ユウ「とりあえず、中にどうぞ」
グリム「床板が抜けるから気をつけるんだゾ」
『うわっ、本当だ……
こんな所に住まわせるとか学園長酷いな……』
グリム「ほんとなんだゾ!」
思ったよりもボロい寮
ムスッとしているグリムくんは可愛い
……後でちょっとモフらせてもらおう
『それで、なんだっけ?
リドルとの決闘に向けて作戦会議?』
ユウ「はい。
それで、リドル寮長をよく知ってる
A先生なら何かいい作戦を立ててくれそうだな〜……なんて」
彼を知り己を知れば百戦殆からず、か
間違ってはいないな……
『……そうだね、分かった
今回は協力するよ』
エース「やった!これで百人力!」
そんなに喜ばれるとちょっとハードルが……
ユウ「それじゃ早速、リドル寮長について教えてください!」
『リドルについて、か
トレイ君から大体の事は聞いただろうけど
うちの親はまあ毒親の一種みたいなもんでね。
私は反発したけれど、リドルは素直で良い子だから、母さんの言う事聞いて、あんなふうになっちゃって……』
エース「素直で良い子?リドル寮長が?」
そこ食いつくか、エース君
『ちっちゃい頃はそうだったんだよ
今は……君たちが見た通り』
デュース「先生は寮長を止めようとしなかったんですか?」
『止めようとはしたんだ。
もう1年も前になるかな。
リドルが寮長になって少し経った頃にね……』

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アスカ - 更新嬉しいです!楽しみにしていますー! (2021年3月10日 22時) (レス) id: 8d5fcfe060 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:永白(なしろ) | 作成日時:2020年6月15日 6時

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