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「俺は至って本気だが？久々に人の血も飲みたいしな」
「お前…それが本音やろ……」
呆れたようにため息をつき、仕事増やすなよ…と呟きながら項垂れる赤マフラーさん。
すると皆、賛成だ、反対だ、と口々に言い始め、あっという間に騒がしくなり話し合いが始まった。話し合いは進んでいく………完璧に理解した訳では無いが、当事者なのであろう私を置いて。
「では、この人間を保護するということで決定だ」
数分間の話し合いの末、どうやら意見は纏まったらしい。
奥にいたその男性が立ち上がると、先程まで騒がしかったというのに途端に皆口を閉じ、私の前までの道を開けた。
リーダーであろうその人の後ろに、奥にいた他2人も続いて近寄ってきた。
「という訳だ。人間、お前を一時的にこの城で保護する。感謝するんだゾ」
『……はい？』
いきなり言われた言葉を理解出来なかった為、間抜けな声が出てしまった。
どういうことだ、と？マークを飛ばす私に、赤マフラーさんが気付いてくれたようで
「まだ何も聞いとらん？」
と尋ねてくれた。控えめに頷くと、彼は自分の前に立っているリーダーと、あの時の糸目さんに咎めるような、呆れたような視線を向けてから丁寧に今の状況を説明し始めてくれた。
☆*☆*☆*☆
『ま、魔界？！』
どうやら此処は私が今まで住んでいた世界とは別の世界らしい。魔物達が暮らす、《魔界》なのだそうだ。
彼らも人間ではなく魔物で、上位の魔物故人間の姿になる事が出来るから見た目は完全に人間のようだ、とのこと。
そして、私はハロウィンの日のみ出来る、2つの世界を繋ぐ道を偶然通ってしまい、こちら側に来てしまったみたいだ。
その道とやらは絶えず移動している為、もうさっきの場所には無く、あのままあそこにいれば下位の魔物に喰われていたかもしれなかったらしい。
信じられない……だが、今の状況からも信じるしかないのだろう。とにかく、彼らは敵では無いそうだ。人間の肉にもさして興味は無い、と言われた。
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ユドーフ(プロフ) - あんりさん» ひぇぇぇありがとうございます！！嬉しいです！！絵柄コロコロ変わる人間なので、今はまた違った感じなのですが、そう言っていただけると嬉しいです！！(イラストは基本、Twitterの方であげたりしています！) (2019年12月23日 21時) (
レス) id: 92bd9f5310 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - いやぁ神作品ですねぇ！！！イラストもどストライクの絵柄でした！！！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - うんちっちさん» 神だなんて畏れ多い...！ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年12月17日 20時) (レス) id: 839dbecfab (このIDを非表示/違反報告)
うんちっち - いやはや...神ですねぇヤバいですねぇ〜更新頑張ってくださいね！ (2019年12月17日 18時) (レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルーンさん» ルーンさん！またコメント...ありがとうございます！嬉しすぎます！！今ちょっとリアルが多忙なので、もう少ししたら更新出来ると思います！頑張ります！！(えっ、えっ、ぽこにゃ んさん知ってます！！好きです！！！え、嬉しい！ありがとうございます！(煩い) ) (2019年12月5日 0時) (レス) id: 743532c008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユドーフ | 作成日時：2019年9月22日 2時
