40話 ページ40
お出かけ先は
幸いにも近くのショッピングモール。
明日はもちろん私服。
恥ずかしくない格好をしなきゃと言う焦りに近い感情から
目に止まった服屋さんを見て回っていた。
2人もついてきてくれる。
けれど、見て回ってるものの…
わー…
どれもオシャレ上級者向けで、私には絶対似合わないや…。
そう思って肩を落としていると、2人は…。
は「もしかして、デートに着てく服考えてる？」
A「だ、だから、デート…なのかわからないんだけど…。
なんか、今持ってるような変な服着られないなぁ…って。」
小「Aちゃんって、自分が思ってるほど変な服着とらんで？
寧ろ、清楚で素敵やん。」
は「それ！Aは周りから見たら、美人さんの部類だよっ！
A、自信持ちな？」
え、ええ…。
2人は十分すぎるくらいに私のことを褒めてくれる。
2人にはそんな風に私が映ってるのかと思うと、
なんか恥ずかしくて…けど、なんか嬉しい気持ちも少しあった。
は「変に飾らず、いつものAでいいんだよ。
ねぇー、望くん。」
小「なぁー、はるみちゃん。」
2人はそう言って、同じポーズで頷きあっていた。
よし…。そうか。なら、ちょっと自信を出してみようかな？
は「んじゃ、もう時間だし帰る？」
小「せやなー。」
A「うん！」
お互いそう言って、帰路に立つ。
そして、2人に…。
A「2人とも…なんかありがとう。」
小「んなっ！改めてお礼されると照れるな。」
は「いつかダブルデートできるの期待してるよ〜♪」
小「せやなー！楽しみや！」
A「いや、だからまだそんなんじゃないんだって…。」
は「いーや？なんか…ね。」
小「おん、せやなー。なんか…な。」
A「えっ、2人とも何々？？？」
2人「「何でもなーい！」」
A「えー、何？教えてよー！」
2人は何か言いたげだったけど、
2人のテレパシーみたいなので事を済まされてしまった…
けど、いい友達を持ったなと改めて思った。
って、さらっと流してしまったが、はるみんの口からダブルデート！？
やはり、付き合い始めてたのか！このお2人！！
まぁ、お似合いだから…静かに祝福の拍手を送っておこう。
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あきおーはま(プロフ) - おずさん» お読み頂きましてありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。拙い作品ですが、更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月10日 20時) (
レス) id: 78e54553dd (このIDを非表示/違反報告)
おず(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンきて癒されます！更新楽しみにしています。 (2019年10月10日 20時) (レス) id: bc6c17b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
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