ホグワーツ ページ6
私とるいは扉をくぐった。
むむっま、眩しいっ！ん？
ここはダンブルドア校長の部屋……だっけ？
映画でみたよ。不死鳥のフォークスもいる。
「やっときたのう。まっておったぞ。るいとA」
お！ホグワーツの校長！ダンブルドア先生だ!!
「遅くなってすみません、ダンブルドア校長。」
るいダンブルドア先生と仲いいんだ。
「たすかったぞ、るい。それではるい。Aと話したいことがあるのじゃがしばらく二人にしてくれんかの？」
るいが私の方を心配そうにチラッとみた。
『大丈夫だよ、るい。』
「分かりました。すぐですよ。ドアの外でまってるので。」
「ふぉっふぉっふぉ。もちろんじゃよ。」
「じゃあA、失礼の無いようにな」
『わ、分かってるよ！』
「それでは」
そういってるいはダンブルドア先生にお辞儀して部屋を出た。
「さて、A。」
『は、はい』
「事情は聞いたでな。大変じゃと思うがこっちの世界は安心じゃ。ホグワーツは特に」
『安心、ですね。』
「そうじゃ。」
「それで、じゃ。わしは若い頃日本語というものに興味をもってな。」
「それはそれは必死に勉強した。今となっては懐かしいことじゃ。」
「それでいまAはわしと難なく会話できておるが。残念なことじゃが我校の生徒は日本語を喋らない生徒が多くての。いや、みなしゃべらん。」
ダンブルドア先生は瞳をキラキラさせて話す。
かわいいなぁ
「それゆえ会話が成り立たないじゃろうと思ってAにあらかじめ用意したものがあるのじゃ。」
ダンブルドア先生は私を手招きした。
私はすたすたとダンブルドア先生の机までいく。
『なんですか？』
「これなのじゃが。」
そういってダンブルドア先生が机の引き出しから出したのは……
『メガネとイヤリングとネックレス……？』
先生が出したのは真っ赤なふちのメガネと紅いイヤリング、あとリンゴのネックレスだ。
赤ばっかだわ……でもかわいいな
「そうじゃ。まずは説明せねばの。」
ダンブルドア先生はまずメガネを手にした。
「ホグワーツに来たからにはもちろん授業も受けるじゃろ？」
『まぁ、はい。』
「それでじゃ。英語が読めなかったら意味がないと思うての。」
「このメガネをつけたら英語が読めるのじゃ。もちろん書くこともできる。」
ほぉ〜〜めちゃ便利やん
＊＊＊
便利道具登場。
ほんとにあればいいのに
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：ナツキーヌ | 作成日時：2016年10月13日 0時
