頼もしい ページ4
「そうだ。感謝しろよ。」
『ありゃとっ!!!!』
「はぁ……まあいい。話はまだ続くぞ。」
あい！
「幸いAの両親は賢い人だったから君の能力やOODの存在には気づいていた。」
まじか!!!!私もその賢い遺伝子ちゃんと継げてるかな？
「だからAの両親は君を習い事とかには行かせなかった。」
そうだよね。
習い事の先生がそのOODとか言う組織のメンバーだったらやばいしね。
「でもやつらはついにAの居場所を見つけ出してしまった。」
『だから君が最後の手段として私をここに連れ出してきたのね･･･』
これぞ最終手段！
「そうだ。Aが物わかりのいいやつでよかった。」
だろ！えっへん!!!!
「ちょっとうぬぼれがちかもな」
『お、それもあたりかも』
「だな。」
……で、ここはいったいwhere！？
「あ、それも言わないといけなかったな。えっと、ここは簡単に言うと異次元だよ。」
なぬっ!!!!ここが異次元！……真っ暗ですな。
「まあもうちょっとちゃんと言うと異次元への入口だから……どっちにしろ異次元か。」
ふーーん。
『で、これからどうすんの？』
「……そうだな･･････A、魔法には興味あるかい？」
魔法ですと！あの、ふわーんと浮かせたりビューンとあの掃除道具(←)で空を飛んだりするあれですか！
「そう。あれ。あと掃除道具じゃなくて箒な。」
さーせん。箒ですね。箒。で？
「で、……それじゃああの世界かな。」
なんかひとりでぼそぼそいいながらポケットゴソゴソしてるし……
『あの世界？』
「あ、あった。ハリー・ポッターの世界。」
そういってるいはポケットから鍵を取り出した。おまえ、ドラ○もんかい!!!!
「何いってんの？僕、神だから。そんなことより、ほら後ろ。」
るいは私の後ろを指さした。
ってわお！ドアがある!!!!るい、さすが神。
「いい？これから僕と、Aは一緒にハリー・ポッターの世界にいく。OODから逃げるため。」
『え、なんでるいまで』
「だってA、知らない世界に一人でいけるか？」
まぁなんか映画は見た事あるし。本もちょっとくらい。賢者の石の半分くらいまで←
でもやっぱ不安だな。
「だろ？でも僕がついてくから。大丈夫。向こうでは何があっても大丈夫なように近くにいるから。」
感謝だわ。惚れちゃうじゃないの←
「別にいいよ(ﾎﾞｿｯ」
『……どうしたの？るい？』
＊＊＊
まだまだ始まったばかり･･･
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革ベルト
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作者名：ナツキーヌ | 作成日時：2016年10月13日 0時
