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第285話…さすが ページ35

ユウ視点














その後は、さすが僕の両親というか…




喋る狸みたいな猫みたいなグリムを見ても動揺はせず




僕の友人として見てくれた。




エーデュースが魔法を使っても『便利だなぁ〜』ぐらいしか思ってないらしい。




エース「お前の親なんなの?異世界から移住しましたって言われても信じるよ」
ユウ「さぁ?でも正真正銘地球生まれ地球育ちだよ」




そういうことを聞いてるんじゃないという顔をされたが知らん




デュース「それにしても随分VRゲームが発展してるんだな。イデア先輩が見たら発狂しそうだ」
ユウ「ついでに何時間もゲーム世界に入って現実の授業とか忘れそう」
グリム「同感なんだゾ」




僕らがそんな雑談をしていると…




テレビにニュースが流れてきた。




ユウ「ニュースか…チャンネル変える?」
エース「どっちでもいい」




デュースもニュースには興味なさそうだった。





僕がチャンネルを変えようとしたその時…




?『それではご紹介します。アリス!』




僕らは一瞬にしてテレビに釘つけになった




画面の向こうには服は違えどAの記憶で見た整合騎士アリスそのものが居たのだ





ユウ「アリス!?」
デュース「なんでこの世界に…」





そのままニュースを見続けるとアリスがこの世界にいる理由がわかった




アリスの体は生身ではなくロボット…機械の体らしい。




人間で言う脳の部分に人口フラクトライト…




つまりアリスの魂があるらしい。




だからこの世界にこれたとか…




すると1人の女性記者がアリスとその横にいる凛子教授に言う。




女『人間によって作り出された機械をどうすれば同じ人類と認められると言うのですか!?』




それを聞いた僕たちは苛立ちを覚える




AIとか人間とか関係ない…AはAIでも人間で僕らの友人だ!!




するとアリスは何か言おうとした凛子教授を止め女性記者に言う。




アリス『あなた方リアルワールド人が私たちの創造者であることを私は認め受け入れています。生み出してくれたことに感謝もしています。しかしリアルワールドもまた作られた世界だったら?その外側にさらなる創造者が存在したとしたら?』




その言葉に女性記者は黙り込む





アリス『見知らぬ世界でひとりぼっちの私を彼らは励まし元気づけてくれました。色々なことを教え色々な場所を案内してくれました』





アリスは真剣な表情から優しい顔に変わる



.

第286話…次なる目標→←第284話…大事なことは2回言おう



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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時

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