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第272話…負けない ページ22

ユウ視点
















アドミニ「そう…この坊やたちが貴方を変えたの…ならこの坊やたちを殺せば貴方は絶望し人形に戻ってくれるかしら?」
A「そんなこと…私がさせません!!」






アドミニストレータは手を僕らに向けて伸ばす





アドミニ「《システムコール・ジェネレート・メタリック・エレメント・フライ・ストレート・ディスチャージ》」





鉄の塊のようなものが僕らに襲いかかる





エース「のわぁっ」
ユウ「エース危ない!!」




僕はエースの前にたち剣を構える





少しでも防御できれば…





そんなことを考えた次の瞬間





剣を持っていた手……っと言うより腕全体が僕の意志とは関係なく動き出す





ユウ「え?え?え、え、え………えぇぇーーーーっ!!?」




そして飛んでくる鉄の塊を1つ残さず叩き落とした





デュース「すごいなっ!?」
エペル「カッケェーーッ!!」





な…なななななっ!?





ユウ「何どうなって……!?」





剣を握る僕の手に見えない2つの手が添えられた気がした





ユウ「っ!!?!?」





僕がプチハプニングを起こしていると





体が透けている銀色の髪を持つ少女と金色の髪を持つ少年が僕と一緒に剣を握っていた





ユウ「えっ…」





___負けないで___





体が透けている2人はそう一言残すと煙のように姿を消した





ユウ「…………うん…負けないよ!現役剣道部の凄さ教えてあげる!!」





僕らは走り出しアドミニストレータと戦う





アドミニ「そんな攻撃でこの私を倒そうと?」
ユウ「っ!!」





剣が力を貸してくれてるとはいえこのままじゃ…





地面に膝をつく僕の前に一つの影が差し掛かる





ユウ「っ!」
アドミニ「まずはこの坊やから」





アドミニストレータは僕に向かって剣を振りかざす





僕は自分の前に剣を構え防御の姿勢を急いで取る





「「ユウッ!!!!」」





叫ぶみんなの声…





焦った表情がスローモーションで見える…





ユウ「ここで…死ぬわけにはいかないっ!!」





そう叫んだ瞬間…僕の前に銀色の髪と鎧が横切る




.

第278話…白銀の狼 *流血表現あり→←第271話…性に合わない



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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時

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