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第267話…初顔合わせ ページ17

ユウ視点















?「お仲間とのお話は終わったかしら?」





この声……僕らは恐る恐る後ろを振り返った





A「アドミニストレータ様…」
アドミニ「久しぶりねA。私のいない世界は楽しめた?」





この人が…アドミニストレータ…





まだ距離があるはずなのに…この威圧感…






A「………お変わりないようで何よりです」
アドミニ「えぇ、貴方は変わったようね………残念ながら」





どうしよう…圧が凄くて…動くどころか声すら出ないっ!!





A「はい。私は変わりました。人形から人間に」
アドミニ「右目の封印まで解いて…アリスちゃんみたいに私に歯向かうのね」
A「私と貴方の意見が同じではないのでそうなります」





アドミニストレータは残念そうな顔をしてAを見つめる





アドミニ「せっかく私の可愛いお人形さんだったのに…壊すしかないなんて心が痛むわ……」





コイツッ!いらなくなったら壊すって…Aの事なんだと思ってるんだ!






って言いたいのに声が出ない…






アドミニ「っと言いたいところだけどこの世界の私の言うことをちゃんと聞くお人形さんは貴方しかいないのよね…また1から始めるのに手駒がいないのは困るからチュデルキンに捕まえるように言ったのに邪魔が入ったみたいね」





1から始めるって……まさか…





A「貴方は…私たちの世界だけでは飽き足らず関係のないこの世界も支配する気なのですか!?」
アドミニ「えぇ、そうよ」





そんな…このままじゃこの魔法の世界もアンダーワールドみたいに…





アドミニ「そういえば…A。貴方なんでこの世界に来れたか知っている?」
A「…?いいえ…」




アドミニストレータは無言で僕のことを指差した




アドミニ「その子がリアルワールドとこの世界を繋いだのよ」
ユウ「え?」





僕が?





アドミニ「この世界でも神聖術が使えたから色々調べて見たのよ。その子が闇の鏡に選ばれたことによりリアルワールドとこの世界を繋ぐ道ができた」





僕が…闇の鏡によ呼ばれたことによって道ができた?





アドミニ「それとほぼ同時に《ディープ・スリープ》で石となったAが魔法という不思議な力によって奇跡的に…偶然的にリアルワールドとこの世界を繋がりその道に迷い込んだ」




.

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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時

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