第266話…あそこだけ ページ16
ユウ視点
A「この先にアドミニストレータ様の寝室…《新界の間》があると言うのに…」
……………あれ？そういえば…霧雨がいないのにAが道に迷ってない…？
ﾕｳ「A…道わかるの？」
A「………どう言う意味ですか？」
ﾕｳ「だってA超がつくほどの方向音痴じゃん」
僕がそういうとAは少し考える
A「……もしかしたら私の方向音痴は心の問題だったのかも…」
ﾕｳ「え？」
A「心に迷いがあったから道にも迷った｡でも今は迷いがないから道にも迷わない…のかもしれないわね」
そういうもの？でも……そうだったかいいな
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ「グォォーーーッ！！」
ってこんな話してる場合じゃなかった！！
ｺﾞﾌﾞﾘﾝ「ガァーーッ！！」
ﾕｳ「うわぁ！！」
ﾗｷﾞｰ「『
僕に向かって走って来たゴブリンはラギー先輩のユニーク魔法によって動きを止めた
ﾕｳ「ラギー先輩！ありがとうございます！！」
ﾗｷﾞｰ「どういたしまして｡シッシッシ」
僕がラギー先輩にお礼を言うと1年ズの体が浮いた
ﾕｳ「うぇっ！？」
ｸﾞﾘﾑ「ふなっ！」
1年「うわぁっ！！」
A「なっ！？」
そしてそのまま天井にあった穴に向かって放り出された
ﾕｳ「ぐへっ！！」
A「みなさん何をっ！？」
Aが床の穴に向かって叫ぶ
ﾗｷﾞｰ「何って…レオナさんたちの真似ッスよ」
レオナ先輩の真似って…
ﾄﾚｲ「俺たちのことは気にせず先に進んでくれ」
ｹｲﾄ「こういうのキャラじゃないけど…オレも後輩のために頑張るよ！」
ﾙｰｸ「後で追いつくさ」
先輩たちは良い笑顔でそういう
ﾌﾛｲﾄﾞ「ねぇ〜ジェイド｡こいつら全部絞めていいの？」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「えぇ｡遠慮も入りませんよ」
こっっっわ！！あそこだけこっっっわ！！
ｼﾞｬﾐﾙ「本来なら俺はカリムのそばにいるべきだが…」
ｼﾙﾊﾞｰ「それについては俺もマレウス様についているべきなのだが…マレウス様にお前たちの護衛を任された｡セベク、監督生たちを頼んだぞ」
シルバー先輩がそういうとセベクの口が大きく開いたので僕らはそれぞれ耳を塞ぐ
ｾﾍﾞｸ「言われなくても！！！」
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年4月6日 16時
