幼馴染・・・Part２【赤司征十郎】 (ページ10)

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あれから、ブラックコーヒーのホットを坦々と飲んでるんスけど…

コーヒー飲んでるだけであんなにも様になるんスね～

モデルの俺でも見惚れるようなんスけど…

赤「ん？涼太どうしたんだ？
ボーっとして」

黄「えっ？いや、ブラックで飲むんだなって思ってただけッスよ？」

赤「ああ、そんなことか、そんなにブラックで飲むのは意外か？」

黄「いや～、ブラックで飲むことよりも、夏なのに、ブラックで飲んでる事に驚いてるッスね」

赤「夏なのに、ブラック？
夏にブラックは飲んではいけないのかい？」

黄「いや、ホットッス！
なんかすいませんス…」

さっきから動揺しまくりで、おかしな事言ってないッスか？
落ち着くッスよー、このまま行けば、世間話になって、赤司っちに話を振りやすくなるはずッスからね！
冷静に話して行けばいいんスからね！

赤「そうか？夏にホットを飲む人も少なくはないと思うんだが…

まぁ、俺が飲んでる理由はここのコーヒーは、本格的に作られており、香りがいいと聞いたからね。1度飲んでみたいと思っていたんだよ。

アイスよりもホットの方が、香りを楽しめるだろう？
それに、コーヒーの最初に考えられた飲み方はホットだからね。だから、ホットで飲むんだよ」

黄「でも、暑くないんスか？」

赤「涼太…
今時、カフェとかで、冷房が効いてないところはそうそうないよ？」

黄「確かにそおッスね！
いや～、気づかなくて、すいませんス…」

なんか、さっきから謝ってばっかじゃないッスか⁉︎
おまけに、話切れちゃいそうじゃないッスか！
どうするッスからね～
てか、今思ったんスけど、こうやって、どうするか悩んで話しても、赤司っちと心理戦っぽくなるだけッスよね

それは、俺にとって当然不利じゃないッスか？
赤司っち相手に心理戦仕掛けるよりも、直接直球で言った方がいいッスよね！
よし、それなら、すぐに行動に動かさなきゃッスね…

赤司っち見るからに、不機嫌ッスもん…

大丈夫ッスよ俺！イケるッス！

黄「あの、あ、ああ赤司っち？
今日呼んだ理由なんスけどね、赤司っちに話があったんスよ！」

もう、後戻りは出来ないッスね…