幼馴染・・・Part２【赤司征十郎】 (ページ35)

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報告☆２☆ ページ35

私は征ちゃんから貰ったネックレスを眺め、恐らくニヤニヤしているであろう顔を隠さずに、ホテルの部屋に入った

貴「ただいまー
さつき！見て見てこれー」

私はベッドでごろごろしてたさつきにテンション高く話しかけた。

というより、さつきはもっと心配とかしててもいいんじゃないの？

なんで、親友がいきなりどっかに行ったというのに、ベッドでごろごろしながら雑誌開いてお菓子食べちゃってるの？

桃「あれ？
このネックレス、大会の優勝景品じゃないね？
何なに、赤司君の手作り？
すっごい、やっぱり、赤司君はやることが違うね！」

貴「なんで、征ちゃんから貰ったってわかるの？」

桃「そりゃ、Aがネックレス貰って嬉しい相手なんて赤司君くらいだし…

何より、そのイニシャル、赤司君とAのイニシャルじゃない。」

確かにそうだけどそれだけで気づくものだろうか？

貴「確かにそうだけど？

うん！嬉しいな！えへへ～」

ついつい、テンションが上がって、ネックレスを見てはまた笑ってしまった
さつきに引かれたかなって見てみると…

めっちゃ、優しそうな顔をして見ててくれた

桃「Aが幸せそうで、嬉しい！
頑張って応援したかいがあったよ。

さーて、A？
どんな、ロマンチックな告白をされたのか私に事細かく教えてね？」

貴「もちろんだよ！
本当に、とっても征ちゃんかっこよかったんだからね！」

それから、夜が明けてしまうんじゃないかっていうくらいまで二人で話し込んでいた。

さつきが寝た後も私は寝付けなくて、さつきの方に寝返りをするとさつきの携帯が光ってるのに気付いた。気になって見てみると

A、大丈夫？どこにいるの？
早く帰っておいで？

そう打たれた下書きが映っていた。

桃「ふふ…
A？そういうのは隠れて見なきゃ。

でも、無事で何より恋も上手くいって良かったよ。」

その時、さつきの枕が湿ってるのに気付いた

あー、なんていい親友をもったんだろう