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黄「楽しみっスね〜
どんな試合になるんスかね〜」

涼太はさっきからハイテンションで次の準決勝の話をしているが……


赤「何がそんなに楽しみなんだい?
試合展開に結果、どちらもわかりきっているだろう。」

そう、この大会がヤラセに近いなら、勝つ方は間違いなく決まっている

それに、ヤラセでなくても、真太郎が勝つだろうしな…

黄「そおっスけど……
そこまでの流れが俺にはわからないから楽しみなんスよ!」

赤「なんだ。そんなことか…
流れくらい教えてやるぞ。」


黄「ちょっと、ちょっと、ストップっス!
なんでいうおうとするんスか?
俺の楽しみ奪う気なんスか!?」


赤「それはすまない。
ただ、後から言っても、嘘だと言われなくてな…
涼太が聴きたくないなら言わないが、聞きたいなら言ってくれ」

黄「確かに、後から言われるのは嫌っスね…
でも、赤司っちっスから、嘘はつかないと思うんスよ…
でも、聞いて間違ってたなんてオチも見てみたいっスね…」

涼太の性格を疑ってしまうような事を呟きながら、俺に聞くかどうか悩んでるんだが、聞いたら後悔すると思うんだがな……

黄「赤司っち!
話してくださいっス!
後悔はしないっスから展開を細かくよろしくっス!」

まさか、細かく、とまで指定してくるとは思わなかった…

赤「後悔しても知らないからな」

黄「はいっス!」


それから、

真太郎が、桃井と敦を交互に狙って、敦は恐らくそろそろ試合に飽きてきているところだから、ブロックしようともしなければ、無理に取らない。桃井の運動神経では取れないボールを真太郎が決めて、Aは必死にボールを追いかける

このことを試合展開で、事細かく教えてやった

赤「試合時間は30分から45分だろうな」

黄「長くないっスか?!」

赤「Aは運動神経ゼロに近いからな…
ケアレスミスが多くなり、敦はやる気がない
こうなれば、試合は長引くだろう」

黄「あっ、確かにそおっスね…」






それから、準決勝が終わり、

黄「だーもう!
なんで本当に40分も試合してるんスか!

試合展開だって、赤司っちのいう通りだったし…





俺の楽しみ返して欲しいっス!」


赤「涼太は後悔しないから聞きたいと言ったんじゃないか?
俺は止めたぞ。」


黄「そおっスけど、
ああ、もう、後悔しまくりっスよ!









聞かなきゃよかったっスーーー!」

涼太の叫び声がその海岸に響き、その海岸には霊がいると噂になったらしい…

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すみれ(プロフ) - めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってくださいね! (2015年2月10日 15時) (レス) id: c3e470bad2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カラメル | 作成日時:2014年7月30日 17時

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