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桃「それなら、良かったね!」

貴「えっ⁉︎

それってどういう…?」

桃「だって、1度距離を置いたからこそもっと


赤司君の良いところとか見えて


もっと、もっと





好きになったでしょう?」


なんかめっちゃにやけながら聞いてきてるけど…


どうなんだろう?



うーん…


なんか、考えたらたくさん出てきて恥ずかしくなってきた…

桃「ほら、当たってるじゃない!」

真っ赤になってる私の顔を見てさつきが喜んでる…

桃「あっ、

もう、大会だから急いで目を冷やさなきゃ…

そんなに腫れてたら、赤司君が心配するよ?」


心配…


貴「ねえ?さつき?

征ちゃん心配してくれるかな?

だって、征ちゃんは好きな人がいるからこの大会に出ることに賛成したんでしょう?


誰なんだろうな、征ちゃんに好かれてるその子はきっと可愛いんだろうな」

なんて、マイナスなことを言ってると…


桃「もう!」と言う掛け声とともに頭が痛くなる。

さつきに叩かれた⁉︎

貴「いったい!何するのよ!」

桃「マイナスになってばっかりじゃなくて、
プラスにも考えなさいよ!

大丈夫!Aは可愛いから!


ね!



勇気を出しなさい!」


あの…つまりそれって、


桃「期待してるわよ!









ちゃんと応援もするし!


大会でも優勝させるわ!


安心して!



絶対に優勝して、

優勝賞品を持って、









赤司君に告白するのよ!」



貴「……はい」


目で断るなって言ってたよ?

てか、優勝させるって言ったよね?させるって!
それは、やらせじゃないの⁉︎

でも、せっかくもらったチャンスだし…




貴「そうだね!さつき!

当たって砕けろ!だよね!

頑張ってみるよ!
なんか吹っ切れたよ!」

桃「砕けはしないと思うけどな…」

最後にさつきがなんて言ったかは聞こえなかったけど、勇気をもらった気がして、やる気が出てた。

自分の運動神経すらも忘れて…

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すみれ(プロフ) - めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってくださいね! (2015年2月10日 15時) (レス) id: c3e470bad2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カラメル | 作成日時:2014年7月30日 17時

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