第4話 ページ4
「……なんだ、さっきから静かだな？シャオロン。」
私が黙っていると、先程からなんだか俯いているシャオロンに話題が向いた。
名前を呼ばれたことで我に返ったのか、シャオロンが不安げにこちらをみる。
そういえばコイツ、最近なんだか元気がない。
『なんかあったの？大丈夫？』
「あ、あはは……大丈夫やで、心配せんで」
「本当にか？体調が悪いならもう帰ってもいいぞ？」
確かに顔色が悪い。
もし本当に体調が悪いなら一人で帰らせるのは危ないと思って、私は手を上げた。
『あ、それなら私、送っていくよ？』
「っあかん！！！」
提案を聞いた瞬間、俯いてたシャオロンが急に顔を上げる。
なんだ？と思っていたら、ふるふると首を横に振った。
「あかん、そんなんせんでも俺は一人で帰れるし……Aに迷惑かけたくない」
『迷惑って……シャオちゃんのことそんな風に思ってないよ！』
「……ごめん、ほんまごめん。
……おれ、かえるわ」
よろっと教室を出て行ったシャオロン。
一気に静かになってしまった。
「……まぁ、なんだ、アイツは……明日になったら元気になってるだろ。」
「なぁんや様子がおかしいよなぁ……。ほんまに大丈夫？」
「心配やな…」
なんだかざわつく胸を押さえて、私たちは話を続けた。
ーーーー
翌朝。ハッピーな祝日に相応しい晴天。
昨日のシャオロンのことが心配で、私は靴を履いた。
シャオロンの家は近い。徒歩2分圏内にある。
こんこん、とドアをノックするも返事がないので、不審に思いながらも2階へ上がった。
『シャオちゃ〜ん？大丈夫〜？』
返事がない。
ついに彼の自室まで来てしまったので、意を決して扉を開けた。
『シャオちゃ〜………って、泣いてる！？』
そこには、ベットに座って涙ぐんでいるシャオロンがいた。
こちらの様子に気がつくと、下手くそな作り笑いを浮かべる。
「大丈夫、大丈夫やから……」
『大丈夫なわけないじゃん！！……何があったの。教えてよ』
「迷惑にっ、なる、から……」
『それじゃ、何のための親友なの？
……何でもいいよ、何か、君の力になりたい。』
ベッドに近づき、横に座って震える肩を抱く。
すると、いくらか落ち着いたようで。ぽつりぽつりと話し出した。
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774号（現在稼働中）(プロフ) - なべるさん» 6Laz5YWD44Gr5q275L2T44GM56mN44G/5LiK44GM44KLDQrjgZ3jgozjga/mrovmqZ/jga7nhKHj gY/jgarjgonjgarjgYTjgrLjg7zjg6Djga7jgojjgYbjgaoNCuOBrOOCi+OBhOe1tuacmw== (10月17日 22時) (
レス) id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
774号（現在稼働中）(プロフ) - なべるさん» 閲覧、コメントありがとうございます！！暗号解読お疲れ様でした。base64………救われませんね………。 (10月17日 22時) (レス) @page26 id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
なべる(プロフ) - 6Kqt44G/55u044GZ5bqm44Gr44K344Oj44Kq44Gh44KD44KT44KS772k5Ye644Gm44GP44KL55qG44KS772k5L2V5Zue44KC772k5L2V5Zue44KC5L2V5Zue44KC5L2V5Zue44KC5L2V5Zue44KC772k5q6644GX44Gm44GX44G+44GG5rCX44GM44GX44Gm772h (10月17日 21時) (レス) id: c17e2361a4 (このIDを非表示/違反報告)
なべる(プロフ) - 暗号全部解読して読ませて頂きました…神はここにいたのか…何回でも読み直したくなるけど､読み直したらｳｯ…base64…ｳｯ (10月17日 21時) (レス) id: c17e2361a4 (このIDを非表示/違反報告)
774号（現在稼働中）(プロフ) - びびさん» 閲覧・コメントありがとうございます！楽しんで読んでいただけてとっても嬉しいです！！最後の空白部分、結構凝ったので気づいていただけて良かったです！ (10月9日 23時) (レス) id: fbc9f30883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：774号（現在稼働中） | 作者ホームページ：No.
作成日時：2022年9月5日 0時
