46話 ページ9
「そうだろうね」
牛鬼の視線を笑顔で受け止めたリクオだったが直ぐに1つ目の声が上がった
「何のんきな事言っとんじゃい、二人共!!」
「“彼等だけが実数にあらず"だ!!?七、八人でこの状況ならもっと来たら冗談抜きで全滅するぞ!!」
「お、落ち着いてよ、一ツ目…」
「落ち着いてられるかァ!!あのなぁ、狒々様はもうやられてんだぞ!!?誰も彼もそう行くたぁ限らねェだろーがっ!!」
先程よりも大きな声で叫ぶ一つ目に肩がすくむ
総会中だから我慢しなくては、と牛鬼の裾を掴むことを我慢する
「いやはや、まったく…一ツ目入道の言う通り」
「聞けば、本家を単身抜け出したのは狒々様がやられた直後とか?…幹部としての自覚が足りないとしか思えませんなぁ…」
こわい、単純にそう思った
ジロジロと感じる視線、ドロドロした空気、横にいる牛鬼さまもいつもに増して雰囲気がこわい
とにかくだ!!ワシが言いたいのはこれ以上幹部が狙われたりしたらどーすんのってコトだ!!責任取れんのか!?ワシらはまだ死にたくねーんだよ!!!」
その瞬間。
「うるせぇ!!!!」
突如響いたその声音
その声に驚きビクッと肩がゆれるA
「責任取れるか?…自分は死にたかねぇ"?」
反 その声の主は、立派な日本刀をもちフードをかぶった、青年だっあ
「これが奴良組か!てゆーかマジでガッカリなんだけど!」
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ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月4日 16時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:吹雪夏海 | 作成日時:2019年7月27日 2時