7話 ページ8
8話
「ウッ!!!」
「偉そうにするな!問題児の側近の癖によ!」
氷麗の声を遮り刀を突き立てる
足に刀を立てた牛頭丸はグリグリと押し込むように刀に力を入れる
「本家だからって命令してんじゃねーぞ!牛鬼組をなめるなよ!」
「まさか...初めから若だと知って!?」
「ハッ、思慮深い牛鬼様のお考えよ!!!!!!!!!!!」
びちゃっと刀を雪女の足から抜く
そして次は首へと刀が向けられる
「呪いの...吹雪...!」
「おっと、そうはいくかよ!!!!」
刀に氷が這い上がるも雪女を蹴り飛ばして逃れる牛頭丸
【初めから...初めから誘導されていたなんて!】
リクオの顔が頭に浮かぶ
「私が...守らないといけないのに...!!!」
「しね」
血で滑り転倒した雪女にしめた、と思い刀を振りかざす______その時
「つらら!!!!?????」
「わっ、わか!?」
森の中から出てきたのはリクオだった
刀を振りかざされる寸前の雪女を見て動揺する「何が起きているのか」と
「来ちゃ...来ちゃダメです...」
「逃げて!!わかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
雪女の叫びと同時に鋭い目をしたリクオが一瞬で雪女を捕えた
雪女を貫く前にリクオに刃を弾かれたのだとすぐに悟った
(こいつが奴良リクオ...)
「この女は...ぬら孫 若頭の、、僕の下僕だぞ」
俺の刃を受けた...?いやまぐれだ...人間ごときに受けきれるはずがない
そう考えながらももう一度刀をにぎる
「分かっててやっているならオレは、お前をきる!!!!!!」
静かにリクオの血がどくどくと騒ぎはじめた...
「ざまあねえな。そんなやつに守ってもらわなきゃあならない妖怪の総大将なんてよ...」
「そんなやつ不必要だと...思わんか?」
何者なんだと強ばらせた顔でとうリクオに氷麗はなんとか立ち上がろうとする
「だめだつらら!立つな! 」
「でも!リクオ様は人間なんです!リクオ様が傷ついたら私...」
次の言葉を言う前に頭を引き寄せられ
「心配しなくていい」と言う
「しね...奴良リクオ」
くるくると刀をまわした後に切りかかる牛頭の刀をかわしたリクオ
「ふんっ...この牛頭丸の爪がふぬけにかわせるか!!!!!!!!!!!!」
刀を何回も切りかかるが全てかわされ受け止められる
氷麗はなぜ昼の姿なのにこんなにも...?と不審におもった。だがそれは牛頭丸も同じだっ
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☆Nami☆ - 牛頭丸が良いと思います! (2019年4月6日 1時) (レス) id: 81e23f1292 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 鼓星さん» ありがとうございます! (2019年3月4日 23時) (レス) id: 60a927c32c (このIDを非表示/違反報告)
鼓星 - 牛頭丸 (2019年3月1日 23時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 今のところ、オチなしと馬頭丸です。また他のとこでも投票を行ってますのでもしご希望に沿わないオチになりましたら申し訳ないです汗 (2019年2月11日 0時) (レス) id: b60bb44552 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 珱夢さん» ありがとうございます! (2019年2月11日 0時) (レス) id: b60bb44552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:吹雪夏海 | 作成日時:2018年10月15日 12時