牛鬼組の雪童子

20話 ページ24

「「おっ！！！？？？？」」






いきなり起きたせいでビクッとゆれる牛頭馬頭





「うわぁ！！！？？？？？」





それに驚くA






「びっくりしたァ...いきなり起きるからァ〜...」

「へ...A寝てた...？」

「寝てたな。ったく...起きるならゆっくり起きろよな」





と、また本を読み始める牛頭丸






「そっか...やっぱ夢だったんだ...」




静かに吐くと2人が反応した


「夢？何見てたの？」
「またくだらない夢か？ほれ、こっち来い括り直すから」








「くだらなくないもん！お母さんの夢！！」



そう言いながら牛頭の前にすわる



「お母さんのゆめ？なんでまた」







本を読むのを中断させAの髪を括り直す


「わかんないけど...なんか忠告？されたの」
「なんの？」





馬頭が布団を畳みながら聞く








「えっと.....あれ？なんだっけ...」


「なんだそれ、忘れてんじゃねえか。」





さっきまで覚えてたはずなのになとA






「まあ忘れちゃう時あるよね〜。」

「忠告したことしか覚えてない...うぅ...」









「どうでもいいだろ。ほら、出来たぞ」
「ありがとう牛頭」








すごく引っかかるがたいして大切なことではなかったはずと思いながら着替えるAだった

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