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冬の日※番外編 ページ22

「おーい、A〜???」





馬頭丸の声が屋敷に響く






「あいつ...こんなくそ寒い日にどこ行きやがったんだよ」





今日は気温マイナス1℃
そして何故かAが居ない






「何かあったのかな??」
「馬鹿言え。屋敷からは出れねえんだぞ」





また預かりの見だろうがと牛頭丸



朝起きた時からAが横で寝てなかったのだ。



それから何時間待っても帰ってこないため牛鬼に知らした



「Aが居ないだと?」

「はい。朝僕の隣で寝てなくって...」



すみません、と謝る馬頭丸を横目に空に目をむけ牛鬼は軽く笑みを見せた




「いいか牛頭丸、馬頭丸」
「「はい?」」




「あやつは雪の妖怪...雪童子だ」






軽く微笑んだ笑みで牛頭馬頭に話しかける







「雪童子は冬になにをする妖怪か知っているだろう」







その言葉で心配をしてた2人の顔色が良くなった







「あっ、雪だ、氷麗〜!雪降ってるよ〜!」
「ほんとですか〜!!!???」






リクオの声とともに喋り出す牛鬼





【雪童子は冬を...雪を運んでくる妖怪】





「ただいま帰りました〜!!!」




大きな声とともに現れたのはA




「A!!おかえり!」
「お前...一言言ってから行けよ...」




「えと...ごめんなさい...」





怒られたとしゅんとすると2人がすかさず話す





「でもこの雪いつもよりふわふわしてるね、流石だねA」
「まあ、そうだな」
「これは積もるかもしれんな」


その言葉でパァァっと笑顔を浮かべるA





「今年もお疲れ様だな」


牛鬼の大きな手が頭に乗せられる。暖かくて心地よい




「はい!!」





真っ白な景色、息が白くなる。寒いはずなのに何処か暖かい冬の日だった______

19話→←名前の呼び方



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設定タグ:ぬらりひょんの孫 , 牛鬼組 , ぬら孫   
作品ジャンル:アニメ
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☆Nami☆ - 牛頭丸が良いと思います! (2019年4月6日 1時) (レス) id: 81e23f1292 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 鼓星さん» ありがとうございます! (2019年3月4日 23時) (レス) id: 60a927c32c (このIDを非表示/違反報告)
鼓星 - 牛頭丸 (2019年3月1日 23時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 今のところ、オチなしと馬頭丸です。また他のとこでも投票を行ってますのでもしご希望に沿わないオチになりましたら申し訳ないです汗 (2019年2月11日 0時) (レス) id: b60bb44552 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 珱夢さん» ありがとうございます! (2019年2月11日 0時) (レス) id: b60bb44552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吹雪夏海 | 作成日時:2018年10月15日 12時

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