牛鬼組の雪童子

13話 ページ15

11話


奴良組本家＿＿＿＿＿＿



ｻﾞﾜｻﾞﾜ





【リクオ様が出席...？】【随分久しぶりじゃあないか】【牛鬼もいるぞ】





口々に聞こえるひそひそと話す声





【噂ではやつは破門級の罪を犯したとか】【この場でさばくつもりか...？】








いろんな話が飛びまう中襖の外には雪女達が色々と話していた








「あぁ若...どうなっているのでしょ...」



覗いてこよう！とパタパタと走り出す氷麗
すると前からつかつかと歩いてくる音




「馬鹿なやつだあんなに堂々と」



「わあっなにこれー？」
「これは光る石だよ」
「わぁ！！光ってる！すごい！」



そこに居たのは牛頭馬頭と庭で小妖怪と遊んでいるAだった




「なっ！？貴方たち！！？なんで！！？」


「よお雪ん子」
「あ、雪女だー！」
「雪女さんだ！」






「お前役立たずのくせにまだ側近をしてるのか」





そう言うと雪女は声を荒らげる





「ﾊｯ...いこーぜ」


「A！行くよー！」
「あっ、はーい！！！！」



「じゃあね〜雪女〜」
「またね！」








「そんな！ありえません！ありえませぇん！！！」

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