12話 ページ13
鳥の声が聞こえるいい朝にパタパタと聞こえる足音
「ぎ...牛鬼様...？？」
「Aか...」
そろそろと襖を開けると牛鬼とリクオがいた
「あっ、ごめんね！僕おじゃまだね！おいとまするね！」
「えっあっ...ありがとうございます...」
ぱっと牛鬼さまの方に目をくれると痛々しいほどの怪我を包帯でまいていた
「怪我はしなかったか」
「大丈夫...です...でも...」
でも...？と牛鬼が聞くと涙目になりながらも泣くのを耐えるA
「牛鬼さまが怪我したって聞いて...ﾋｯｸ...馬頭と褒めてもらおうと頑張ったのに結局負けちゃって...」
歯止めが聞かなくなりごめんなさいと誤りながらポロポロ涙をながすA
「...Aよ、気にしてくれるな。私はお前がおまえ達が大きな怪我がなくてよかったと思っている」
優しく笑いかけるが中々泣き止まない
「それに...お前が怪我をするとお前のお母さんが黙ってはいないだろう...」
「お母さん...？」
それと牛鬼組の雪童子はそんなに泣き虫ではないぞと答えると涙を拭いてニコッと笑うA
「それでいい...ところでそこにいる2人も入ってくればいいだろう」
ｷﾞｸｯと言う効果音が聞こえたと思えば出てきたのは牛頭馬頭だった
「やはり気づかれてましたか...」
「ごめんなさい...どうしてもでにくくて...」
気づか無い方がおかしいだろうと牛鬼
「まあよい...3人ともよく無事だったな。」
「爪落とされましたけどね...」
「僕なんてむち打ちだよ？？？」
「カラスの人怖かった...」
「お前どーせびーびー、泣いてたんだろ？」
「なっ、泣いてない」
「あー、嘘ついてるぅ〜w」
「ついてないもん！！！」
3人がワーワーと話してるのを見て牛鬼は気づかれないよう軽い微笑みを見せたのだった
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☆Nami☆ - 牛頭丸が良いと思います！ (2019年4月6日 1時) (
レス) id: 81e23f1292 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 鼓星さん» ありがとうございます！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: 60a927c32c (このIDを非表示/違反報告)
鼓星 - 牛頭丸 (2019年3月1日 23時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 今のところ、オチなしと馬頭丸です。また他のとこでも投票を行ってますのでもしご希望に沿わないオチになりましたら申し訳ないです汗 (2019年2月11日 0時) (レス) id: b60bb44552 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪夏海 - 珱夢さん» ありがとうございます！ (2019年2月11日 0時) (レス) id: b60bb44552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪夏海 | 作成日時：2018年10月15日 12時
