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「賑やかだな」


 事を終えたアズールは店内に戻る
 フロイドとジェイドのもとへ行こうとしたら、店員が増えていることに気づいた
 ひとりはジャック、もうひとりはユウ
 そしてーー




「あ…」


 アズールは目を大きく開けた
 店内で一際輝くナミの姿に…




「ナミ…え?…」


 紳士さも忘れ、ただ友が…
 好きな女の子が自分の店で働いていることに驚く




「ナミが…モストロ・ラウンジで働いている…僕の店で…」

 
 アズールはじーん、と感動していた













 




「うんうん、かなりいい感じに捌けたじゃん♪手伝ってくれてありがとうねぇ、小エビちゃんたち」


 フロイドは客足がよくなったことで
 笑顔になっていた




「よく頑張りましたねナミさん」


 ジェイドは頑張ったナミのことを頭を撫でて褒めていた。ナミは頭を撫でられて喜んでいる
「あー!ずるいー!」といじけたフロイドもナミの頭を「よしよし」と撫でた




「あれだけの混雑を捌ききるとは、見事なヘルプです」


 遠くから拍手が聞こえた
 アズールがやってくる




「ナミさんもありがとうございます。おかげで、決心できましたよ」


 アズールはナミの手を両手で包み込んだ
 彼女を見ては、「んふふ」と楽しそうに笑っている
 決心…とはなんだろう…




「VIPルームの準備ができましたので、どうぞこちらへ」





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作者名:真灯 x他1人 | 作成日時:2022年12月5日 18時

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