教えてください、五条！【呪術廻戦】

離れない ページ30

『じゃあ偉い私はぱっぱと帰って寝るもん、バイバイ先生』


真人「え待って待って本当に帰るの？俺結構会うの楽しみにしてたんだよ？感動のかの字もないじゃん」




急にめっちゃ喋るじゃん先生
でも……不思議なんだよな




『私が渉のとこに戻るとき、待っててって伝えたのに先生が会いに来たからじゃん……

というか、なんで会えたの？偶々？』


真人「あぁ、実はね……

探してたんだよ、Aを」




私を…？でも待っててって言ったし……先生は約束守らない人ではないと思うし……










真人「単刀直入に言おうか


A、呪詛師にならない？」








『…………それは、私が過去に父さんにされたことを知ってて言ってるの』


真人「まあまあそんな睨まないでよ
でも、それを言うならAはなんで呪術師やってるの？

君の姉は呪術師に殺されたんだよ？前まで恨んでたよね？」




もっともな話だよね…
呪詛師にはもちろん酷いことされたけど、姉さんを殺したのは呪術師だ

恨まないハズがないし…まあ実際恨んでたんだけどね




『先生にも感謝してるけど、今は居心地のいい場所がある、帰るべき場所があるから

私は今呪術師だから、呪詛師にはなれない』




真っ直ぐと先生を捉える
気持ちは伝えたけど……先生はどこか不満げだ




真人「……呪術師は、非術師を守るんだよ」


『？？知ってる』










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真人「へぇ、でも君自身のこと知らないでしょ

時札家が一番恨むべきは非術師……人間だよ」










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『………………どういうこと』


真人「さあね、知りたいならまた明日同じ時間にここにおいでよ

どうせなら呪術師を捨てる覚悟をもってね」




先生はその言葉を吐き捨てるとともに、帰っていった




『…………帰ろう』




＿＿＿＿時札家が一番恨むべきは非術師……人間だよ


その言葉が頭から離れないまま、車へ向かった










『明日の夜の予定が埋まってしまったな………』


「？？何か言いましたか？」


『……ううん、何でもないよ』

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