愛して.愛されて【鬼滅の刃】

人魚になってしまってみた。 ページ7

(我妻善逸は抜きました！)

〇竈門 炭治郎


匂いで此方(こちら)にすぐさま気づく。
軽い足取りでこっちへ向かってくる。

怖がらないように、慎重に。

怯えたように下がると ハッとして

｢ごめん！悪気なんてこれっぽっちもないから！｣
と、話が通じると信じて喋りかけてくる。

自分の事を沢山話してから
｢えっと、その、良ければ、
貴方の話も聞かせてください！｣

と手を繋いで言ってくる。



〇嘴平伊之助

｢猪突猛進！！！｣
ギザギザの刀を振り翳すようにして
勢い良く走ってくる。

止まるかと思えばそのまま海へ ダイブ。

｢おい、人魚女！あの船の甲板ン所まで勝負だ！｣
とまさかの決闘を申し込む。

勿論貴方は勝ったが、
伊之助は興味深そうにヒレの部分を触ってくる。

｢すげェ！俺もこれ欲しい！！｣←


〇煉獄杏寿郎

｢…美しいな｣
と両手を組んで此方へ寄ってくる。

｢俺の位置する柱とは対照的だが
とても興味深い。美しく、綺麗だ。｣
と褒めまくる。

砂浜にドカッと座り込んで暫く見てくる。

｢うむ、一緒に歌わないか？｣
と海に入るために隊服を脱ぎ始める←


〇鬼舞辻無惨

人間のふりをしてたまたま来ていた。

飛び込んで来た光景に目を丸くしている。
貴方が気づき そちらを見ると艶笑をしている。

｢人魚の鬼なんてどうだ｣
と独り言を呟く。

貴方の顔を見てから
｢冗談だ。お前はそのままが美しいかもな｣
なんて柄にもない言葉を放ち去っていく。

不変、異形。
そんなものが大好きな鬼舞辻無惨。



〇猗窩座

ザッと気づけばそこに立っている。

｢続けろ｣と胡坐をかきながら見ている。

｢今宵は満月だ。
このような事が起きても悪くは無い｣
と、とても満足そうに貴方を眺めている。

｢気が向いたらまた来るとする｣
そう言い残してどこかへ。

それ以来必ず来てくれる猗窩座。

人魚になってしまってみた(その2)→←猫耳が生えてみた。(その2)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す