私が何をしたって言うんだ。【入間銃兎】

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車の中である程度話をされた



入間さんは、本当はいい人なのかもしれない



仕事の範囲を絶対に超えていることだ







行き場所もなく、記憶もない私を自分で引き取るというのだ





彼曰く


銃兎「施設に入れようにも成人しているのでしょう？


成人済の大人を引き取るところなんて、

数えるくらいもないですから。




家事全般は出来るとの事ですから、

あなたのそこを信じて引き取ることにします。」






だそうで。



本当に感謝しかない



銃兎「私の部屋の隣に空き部屋があるんですが…


よろしければそこを使ってください。


ほこりで汚いかも知れませんが、
掃除すればすぐ使えるようになるでしょう」





『入間さん、本当に感謝します。』




そういうと入間さんは良いんですよ。と言った




銃兎「あぁ、あと…1つ。



同居するんですから、入間さんと呼ぶのは辞めましょう


銃兎で構いません」



『了解です、銃兎…さん。』




運転しながら横目で私を見ると、

「あなたらしい」と言った




『いる………銃兎さん』




危ない、入間さんってよびかけた………





銃兎「なんです?」





『銃兎さんさえ良ければ、



京さん、じゃなくてAって呼んでください


あと、口調もさっきみたいな雑な感じで結構です』





そういうと、銃兎さんは一瞬驚いた顔をしてから

私の頭を撫でながら言った



銃兎「わかった。"雑な方"で良いんだな??」



『っ…はい!』









銃兎さんの家に着くと、


連絡先やとりあえずやっておいて欲しいこと……


などが書かれた紙を貰った





今日は遅くなるそうで、
もし眠くなったら寝てていいとのこと




銃兎さんが再び車を出したのを確認すると、




私は手首にあったヘアゴムで髪を束ね、




"やっておいて欲しいこと"からやり始めた

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