私が何をしたって言うんだ。【入間銃兎】

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Side A


眩しい光が瞼の向こうから差し込んでくる



この感覚、すごく嫌いだった


仕方なく瞼を開かせる



ふと疑問が頭をよぎる





『私、死んだんじゃなかったっけ？』




あれ、生きてたパターン？


なーんだ、勘違いかぁ…………いや待て違う




私だって、見てたよ？←






妹がね、私の入った棺の前で泣いてたもん



母さんが私の部屋にあった日記を抱きしめて泣いてたもん



父さんが私の写真みて泣いてたもん



あのイモ野郎の(ﾋﾟｰｰ)従兄弟も珍しく私のことで泣いてた




手のひらは暖かいし、動く





『生きてる……？』



何より思ったことは、Where is here?


Whose is this bed?


めっちゃふわふわ……このベッド。


あ。そうそう、Where is my clothes?



私が来てる子のジャージは誰のでしょうか








疑問だらけの状態が続いていると、扉が開いた



「あぁ、起きていたんですか。おはようござます」



七三分け＆眼鏡＆高身長＆イケメンが扉の前にいる



しかも喋った。←



「話は後でいいですから……まず朝食を…

こっちに来なさい。もう出来てますよ」






━━━行けるわけないでしょ？




そう思いながらも、私は彼の背中を追った

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