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ぷろろーぐ ページ1

『そこっ!!動きが遅いっ!!』

ずっと、プロデュースだけしてればいいんだと思ってた。

椚「一之瀬さん、少しいいですか?」

『はい、何でしょう?』

椚「次の対戦相手……誠凛高校について調べてくれましたか?」

『はい、これです。』

もう、バスケなんてやらなくていいんだと思ってた。プレイヤーも、マネージャーも。

椚「ふむ………なるほど。了解しました。今回も貴方にチーム編成とメニューはお任せします。頼みましたよ。」

『はい、分かりました。』

都合のいいようには行かないようで。

夏「ン?A、また新しい学校ト、練習試合かナ?」

『うん、椚先生の意向で。誠凛高校バスケ部とだって。』

夏「ふぅン。まぁ、いいヤ。メニューとかは頼んだヨ。」

『分かった。練習がんばってね。』

誠凛高校バスケ部…………か。ラン&ガンを得意とする新設のバスケ部。全員で協力するタイプ……か。

少し憧れるけど…………私はココ、夢ノ咲学院でやることを果たしていかなきゃいけないんだ。


例え相手が元チームメイトだとしても。

黒ちゃんだとしても。

私はチームに尽くさなきゃ。

それが、私があの人と約束した事だから。

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作者名:光の月姫ロイ | 作成日時:2017年7月21日 16時

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