検索窓
今日:12 hit、昨日:17 hit、合計:221,519 hit

#22 ページ23

ASide






突然こっちに向かってきた男の人






まあでも想定内






挑発しちゃったかもだし






近く男の顔がはっきりとわかる位置で思ってしまった






この人の顔がとてつもなく無理.....!!






ケータイも落としちゃって、ひゃっとか変な声も出ちゃったしお兄ちゃんどうか聞いてませんように...






だんだん距離を詰めてくる男に我慢できず







「...む、無理ーーー!!!」







わりと大きい声で叫んだ






今までわたしの周りの男の人たちはどんだけ顔面偏差値が高かったのか、改めて実感した






「...へへ、意外と可愛い顔してんだな君」






突然男がそんな事を言うもんだから







「.....気持ち悪いっ!!」







私は男に向かって回し蹴りをしてしまった






右の頬に見事に入ってそのまま男は倒れた






空手習ってて良かった。






名探偵○○○くんの○○姉ちゃんに憧れて、小学校から中学まで習ってたんだよね






「...A...?」





大好きな声が聞こえて後ろを振り向くと







息を切らして立ってるお兄ちゃんがいた






「...お兄ちゃん...」






無性に抱きつきたくなって駆け寄る






少し勢いをつけてもぎゅっと受け止めてくれる






筋肉すごい....さすが運動部。






更にぎゅっと抱きつこうとすると






「...え!Aちゃん?!」





顎が外れちゃうくらい口を開けてる及川先輩といっせいさん、目を見開いて固まってるはじめさんがいた

#23→←#21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
186人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:naa5 | 作成日時:2018年7月12日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。