#2 ページ3
矢巾Side
...眠い
キーンコー...
「おーし、新クラスになって半月だかまた1人仲間が増えるぞ!5組に転校生だ!入れ〜!」
眠気との戦いはチャイムよりでかい声で教室に入ってきた熱血担任の声により見事勝利。
.....ん?転校生?
朝の先輩たちの会話が頭をよぎる
「花巻Aです。...よろしく。」
...ああ、絶対花巻先輩の妹だ。確信。
だってさ?髪色がそのまんまだもん。
「席はー、矢巾の横でいいか?1番後ろの窓側のチャラそうなやつ!」
「先生ー、人を見た目で判断はやめてくださいー」
聞き捨てならん、なにがチャラ男だ←
「よろしく、矢巾くん。」
「.....お、おう。」
すとんととなりに座った彼女のちょっとはにかんだような笑顔に不覚にも俺はときめいてしまった。
ーーーーー
その頃の兄
「Aは無事ついたんだろうか。何組なんだろうか。ああなんでLINE返ってこない‼」
(((あの花巻がこんなに取り乱すなんて、どんな人(女)なんだ。)))
クラスメイトに若干引かれた兄ちゃんでした☆
ーーーーーーーーーー
はやくお兄ちゃんと会話させたい‼笑
186人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:naa5 | 作成日時:2018年7月12日 19時