#13 ページ14
ASide
スマホと思い出のアルバムを持ってお兄ちゃんの部屋へ向かった
「失礼しま〜す」
「おう、入れー」
部屋に入るといつものお兄ちゃんの部屋。
綺麗に整頓された机に飾られてる写真立てに目がいく
「また増えてるね!この子達は1年生??」
体育館前でバレー部で大勢で写ってる写真を手に取ると
「うん、こいつらが1年で及川たちの中学の後輩で...」
写真を見るお兄ちゃんの顔を見るとバレー部が大好きなんだなって伝わってくる
「これは及川が岩泉を怒らせて、岩泉が投げたボールがコーチに当たっちまって正座させられてるやつで...」
「これがドリンク作りに水道に行ったんだけど、及川が岩泉に水かけ出してそっから戦争になって、監督に怒られてる2人をバックに俺と松で自撮りしてるやつで...」
うん、とりあえず及川さんとはじめさんがとんでもない...笑
クラスの女の子たちが及川先輩はすごく王子様って言ってた気がするけど、あれはきっと気のせい。
「あ、これ国見って1年から送られてきたやつなんだだけど...」
と言って渡されたスマホに写ってたのは
「矢巾が及川に、モテるかっこいい立ち方講座を受けてるやつ」
変なポーズで立ってる及川さんの横で必死にメモを取ってるしげちゃんがいた。
うん、もう我慢無理
「...ふふ...あははは!!」
爆笑した、若干涙が出た...笑
どうしよう、席替えしたい.....笑
186人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:naa5 | 作成日時:2018年7月12日 19時