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彼女になって12秒 ページ13

目覚めが悪い、、、

なにあの夢
私の親は二人とも生きているし、、


こ「なに難しい顔してんの」

『ころちゃん』

そうだ、ころちゃんなら何か知ってるかも

『ねぇころちゃん、私のお父さんとお母さんって生きてるよね、?』

こ「は、、お前なんで、、」

『いや、夢でさ』

こ「お前の“お父さん”と“お母さん”は生きてるだろ」

『そう、、だね』

こ「俺は先に学校行くから、みんなに言っといて」

『あ、うん、行ってらっしゃい』

もやもやした気持ちを抑えつつ朝ごはんを作る

______
ころんside

まじかよ、、

思い出してきているってことだよな


こ「、、とここか」


ピンポーン

A母「はーい、、てころんくん」

こ「おはようございます、朝早くにすみません」

A母「いいえ、どうぞ上がって」

久しぶりに来たこの家に足を踏み入れた

_______

A母「つまり、Aが思い出してきているってこと、よね?」

こ「はい、まだ本格的に思い出してはいないと思いますが」

A父「そうか、、思い出したとしてAが心配だな」

A母「そうですね、、それにしても驚いたわ、ころんくんが家に来てくれるなんて」

こ「言っておくべきだと思いましたから、、
急に来てしまいすみません」

A父「いやいや、いいんだよ、ありがとね」

A母「でもころんくんが一緒の学校なら安心ね」

こ「ありがとうございます」

少しお話をしてAの家を出た

また何かあったら伝えると約束して


_______
昔の話をしよう

僕とAは幼なじみだ
小さい頃から一緒に遊んでいたし、それこそ家族ぐるみの仲だった



そんなある日







Aの家が火事になった

放火、だったようだ
その頃放火魔が出ていて火事が相次いでいた
けれどまさかAの家がそうなるなんて思ってなかったんだ


Aは助かった


がAの両親はAを庇って






亡くなった


『お父さん!お母さん!!』

泣き叫ぶAの声を僕はよく覚えている

煙を吸ったのかその後すぐに倒れたAは病院に運ばれた


目覚めたのはそれから3日ほど経ってからだった



Aの本当の両親に関する記憶は無くなっていた
ショックが大きかったから、と医者は言った


Aは今の両親に引き取られた


その時誓ったんだ


僕が、Aを守ると


Aが本当の両親のことを思い出したら酷く悲しむだろうから


それまでは隠し通すって決めたんだ

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菜乃花(プロフ) - りぃ@天使様さん» ありがとうございます、、!!お読み頂けてとても幸せです、、!ありがとうございました(;;) (2019年10月29日 1時) (レス) id: c5981057ef (このIDを非表示/違反報告)
菜乃花(プロフ) - ショコラさん» 前作から、、!!ありがとうございます(;;)とてもとても嬉しいです応援して下さりほんとにありがとうございました! (2019年10月29日 1時) (レス) id: c5981057ef (このIDを非表示/違反報告)
菜乃花(プロフ) - 澄葉流さん» ありがとうございます(;;)そうなんですいい人にしたかったんです、、笑お読みいただきありがとうございました! (2019年10月29日 1時) (レス) id: c5981057ef (このIDを非表示/違反報告)
りぃ@天使様(プロフ) - 完結おめでとう    (2019年10月20日 23時) (レス) id: ab188d45cb (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!前作から読んでましたー!ホントに面白くて、、、尊敬しますっ(_ _*)ペコッ (2019年10月20日 22時) (レス) id: 78152f934d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜乃花 | 作成日時:2019年8月10日 18時

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